2007/12/01

日本人はナゼ平気でポイ捨てするのか?


街を歩けばそこらじゅうに、ゴミや空き缶がポイ捨てされている。この前なんかは、車の窓からまだ火のついたままのタバコが捨てられ、驚くと同時に呆れました。もしそれが火事の原因になったら、焼かれたほうはたまりません。以前「香港」に行ったとき、道で火は靴で消したものの吸い殻をそのままにして行こうとしたら、添乗員の人に注意されてしまいました。「香港では罰金刑になるよ。ちゃんと拾ってゴミ箱に捨てなさい。」とのこと。意外ではあったがその香港でさえも(失礼)徹底しているのに、日本ではいまだに平気で捨てられている。…なぜでしょう?

それは
「日本人の生活習慣における内と外の境界線」にあるのです。つまり日本人は靴を脱いだ所から「内」、履いた所から「外」なのです。外国のように靴を履いたまま家に入り部屋を行き来し、またそのまま「外」へ出て行く「境界線の曖昧さ」、当然「内」も「外」もきれいに扱おうという意識が無意識に働いているのです。そのてん、日本は「内と外との境界線」がはっきりしすぎているので、靴を履いた時点で「ここからは外」という意識が逆に働いてしまうのではないでしょうか。だから日本人は平気でポイ捨てするのです。

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