2008/03/20

ビーチバレーは3位が1位?



スポーツで連続投稿

ビーチバレーと言えば浅尾美和。CMやトークショーにもひっぱりだこ。でも成績は万年3位。1位2位の人たちは名前はもとより、顔すら知りません。ビーチバレーはふたり1組でやるのに、浅尾選手のパートナーすらネットで調べて初めて知りました。西堀健実という選手です。私がビーチバレーにあまり興味がないということも多少原因ではあるでしょうが、みなさんの多くも同じ状態ではないでしょうか。

浅尾選手ひとりだけが話題になっているのは「美人だから」というのが大きな要因でしょう。でも所詮アスリートの中ではというレベルで、これほどこの人だけを取り上げなくてもよいのではないでしょうか?でもみんながよく知らないビーチバレーを知ってもらう手段としては、きっかけはわかりやすいほうがいいという点ではそれもありかなとは思います。

結局、ビーチバレーは「日本が誇れる世界レベルのスポーツ」のジャンルではないということを、スポーツ記者もテレビ局も世間も感じていて、それじゃあこういう扱いで視聴率を稼ぎましょう的にされている気がしてなりません。

日本のビーチバレーをもっと世界レベルにしていこうと思っているなら、1位2位の選手にもっとスポットライトを当てるべきです。

〈日本ビーチバレー連盟公式HP〉

2008/03/10

またやってしまったQちゃん



スポーツ繋がりでもうひとつ。
以前、「旧マンガンの種」でこういう記事を投稿しました。

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高橋尚子さん優勝おめでとう!
Qちゃんの愛称で親しまれている高橋尚子さんが2005.11.20 第27回東京国際女子マラソンで堂々の優勝をされました!
でもとても残念です。。。試合前日の「3カ所の肉離れ」発表。なぜそんなことを試合前に発表したのでしょう?
陸上をやっていた友達に聞きましたが、「3カ所も肉離れしていたら、絶対無理!」とのことでした。私自体もそんな状態では格闘技だったら3分と持たないだろうと思っていました。
でも、完走はおろか優勝してしまいましたね。さすがというのがいいのでしょうが、いままではかなり慎重にコンディションをはかって、出場を辞退していたりしたのに、たいしたことはないというものの今回の「肉離れ、しかも3カ所」ってかなり重大なことだと思うのですが。
もし負けても「肉離れしてちゃ、しょうがない」、勝ったらそれこそ「そんな状態で、すごい!」ってことになってどっちにしてもいいほうに転がるってことで、いわゆる「保険をかけた」のでしょうか?
優勝は本当に立派で、なんの文句もつけるつもりはありませんが、もし絶頂期の時であればたぶん事前に発表はせずに、少なくとも走り終わったあとや、ずっと言わずにいたのではないでしょうか?
私ならそうしたなと思ったので少々気になってしょうがありません。
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今回の名古屋国際女子マラソンでも同じようなことをやってくれました。
それは今年(2008年)の3月9日に行われたQちゃん最後の北京オリンピック出場へのチャンスをかけた試合は、事前のインタビューでは万全の態勢で臨むと言っていましたが、結果は残念な27位。それでも最後まで走りきったのはさすがというしかありません。
でもその後がよくないのです。試合後のインタビューでQちゃんは「昨年8月に右ひざを手術した」ことを語りました。

?何でそういうことを言っちゃうの?そういうことこそ黙っているべきではないでしょうか?手術したのは自分の意志であり、そうすることによってよりチャンスが掴めると思ったはずです。

なんだか、このところ急速に減退して行っているふうに見えるのは、走りもですが表情にも感じられます。もうそろそろみんなで休ませてあげてもいいのでは?と思ってしまいます。

2008/03/04

中日優勝!の野球がまた始まる



去年は中日優勝日本一!で幕を下ろしたプロ野球。それがまたそろそろ開幕の時期が近づいてきました。
私が野球が好きではない(別に嫌いではないのですが)理由がふたつあります。ひとつは通常の番組が代わってしまうことと、延長のため予約録画がずれてしまってワチャ〜になってしまうこと。ふたつ目の理由としては、スポーツあるいはプロなのだから勝負ともいえるものなのに、野球ほど攻守がはっきりしていて緩い試合があるだろうかということです。柔道やK1などは一瞬で逆転しておしまい!ということもよくあることですし、サッカーも常にボールの取り合いつなぎ合いで、だれひとりとして油断していません。バレーボール、バスケットボールも然りです。なのにこと野球は、ガムを噛み〜いの、水を飲み〜いの、ベンチで汗をふきながら談笑したりヤジったり。そのくせ高給取りで松坂が一球投げると30万円、イチローが一振りしても同じぐらいらしい。彼らの一回(一試合ではなく一動作です。それがボールでも空振りでも)が我々の給料以上です。。そんな相手にがんばれよ〜って(;^_^A

それはともかく、もう前シーズンのことだし地元でもさすがに優勝の話題は出てきませんので、あえて今だからその時から思っていたことを書かせていただきます。
みなさんもご存知のように日本一を決めたあの試合。それまで絶好調で投げていた山井投手の交代の件。その後の落合監督のインタビューで 「山井本人が、いっぱいいっぱいだと言うので替えた」 と発言をされていましたが、これはちょっと信じられません。 普通なら無理してでも「大丈夫です」と言うでしょう。しかも試合の勝敗的にもまだまだ余裕がありました。少なくとも一球打たれて交代で充分だったでしょう。しかも歴史に残るパーフェクトがかかっていました。

山井投手が替えて欲しいと言ったか否かは別として、私はこう考えます。みなさんも想像してみてください。山井投手がそのまま投げ続けていて、どんどんパーフェクト達成に近づいていっているとしたら…まずアナウンサーがそれを全面的何度も伝えます。するとそれまで気づいていなくて、よそ見していた人も球場はもとより各家庭ででも釘付けになります。ちょうど漫画「巨人の星」の最終回のような感じです。みんなが手にあせ握り、つばを飲み込みその瞬間を見守ります。

そしてもしパーフェクト達成したとしたらそれまでの異常なまでの緊張が一気に解け、場内も日本中も大騒ぎ(どれだけの大騒ぎになるかは予想もつきません)!!…そしてまず胴上げされるのは誰でしょう?当然山井投手でしょう。そしてその興奮が一時おさまった時、思い出したかのように落合監督の胴上げです。その時には選手も観客も喜び騒ぎ疲れていて、もうどうでもいいって感じじゃないでしょうか?そう優勝なんてもうどうでもいいのです。しかもせっていた(きょうがダメでも明日がある)優勝ではなかったのですからなおさらです。そして明日の朝刊一面は当然全紙「快挙!山井パーフェクト達成!」、その片隅に落合監督のメッセージがチラリ。寂しいですが絶対そうなるでしょう。

落合監督はそれを予測していて、そうなることが許せなかったのでしょう。まあ確かにそれまでの貢献は落合監督にあるのですから。書いていて今思い出したのですが、私は正直監督って必要なの?とか、監督でそんなに変わるの?って思っている人間ですので、貢献は監督より選手に寄るものが大だとは思っています。まあそれは百歩譲ったとして、いままでがスターだったひとには二番手は絶対許せなかったのではないでしょうか?

その後の評論家・専門家たちの意見に批判もありましたが、「あれでいいんです。あれがプロです」とか「あえて非情の鬼になった名監督」とか言っていましたが、なんともいやはやです。しかも山井投手が本当にそう言ったのかどうかの追求は誰もしていませんね。おかしいと思うほど取り扱っていません。変な話ですが、これで山井投手の引退までの中日在籍は確実でしょう。

落合監督の判断はひとりのものとも思えず、ベンチに夫人から電話が入ったのでは?とさえ考えてしまっています (≧∇≦)