2008/01/22

地球温暖化防止



昨今「地球温暖化防止」が叫ばれています。もちろん私も家ぐるみでゴミの分別や省エネに努力しています。映画でもゴア大統領のドキュメンタリー映画「不都合な真実」が話題になっています。でも、この「地球温暖化」に対するいろいろな防止策や噂が真実ではないということもささやかれています。

私は「不都合な真実」は現時点ではまだ観ていないので、その内容や訴えていることについてはわかりませんが、私がテレビ番組で観て知ったことは、まず

・家庭内から出るゴミによるダイオキシンはなんの悪い影響も与えない量である
 (この量はいまのままでも処理出来ている)

・ワリバシはどんどん使え!
 (ワリバシに使う材木は、森を安定化させるために行う「間引き(間伐)」によって切られた木で作るので、それを消費しないことは無駄なことである)
確かに私もワリバシに使う木は家を建てる材木ではない、もう少し質の悪い木であることは知っていました。もし、消費が減って余るようなら燃やしてしまうのでしょうか?農業でも大豊作のときは値段が下がりすぎないように、わざと潰して捨ててしまうらしいですね。ワシにくれ!ちゅうねん。

・北極の氷は溶けても海面は上がらない
 (浮いている氷が溶けても水面の高さは変わらない) 
これは私も理科で習いました。確か「アルキメデスの原理」でしたっけ。しかも温暖化で南極の氷は厚くなっているということです!どういうこっちゃ?
私は思うのですが、もし北極の氷が溶け始めても、賢い人間のことだから近い将来人為的に凍らせる方法を考えつくのではないでしょうか?もしそうであればいいのですが。

・分別されたゴミはなんのことはない、結局一緒に燃やされている。。
 (もし本当ならふざけんな!と言いたいですね。)

温暖化防止とは関係ないかもしれませんが…
・鯨はもっとドンドン穫って、ドンドン食べろ!
 (一時期は本当に絶滅の危機があったようですが、いまでは逆に増え過ぎて、その餌となる魚が鯨に食われ過ぎて、そっちのほうの絶滅のほうが危惧されている)
この噂は私も聞きました。捕鯨の漁師が言っていました。(まあこれもテレビで観たので本当かはわかりませんが)昔食べておいしかった鯨をまた食べたいなぁ〜。特に「クジラの立(竜?)田揚げ」は最高でした。

他にもいろいろとあるようです。
でもどれもこれも、どっちも真偽がはっきりしていないので、一概には言えません。だからといってどうでもいいやんという考えにはなりませんが、この辺りをもっとはっきりとわかりやすく、しかも世界規模で公に発表して欲しいものです。

2008/01/20

マスコミの倫理


だいぶ前に流れていたsoft bankのこのCM、覚えておられるかたも多いと思います。
私がこのCMを見てすぐ感じたことは、「えーーこれって、まずいでしょ?」ということです。soft bank携帯じゃない者は半仲間はずれ?友達のつながりはお金?遠慮する謙虚さに対してかばわずにそのまま同調してしまう。これはかなり恐ろしいCMです。
それからというもの、このCMが流れるたびに嫌悪感を抱くようになりました。やはり同じように感じた方が多くらして、苦情殺到・放映打ち切りとなり、ホッとしました。恐れるのはマスコミのいうことを丸々信じてしまい、それを周りにそれが正解のごとく押し付けるひとが多すぎます。例の「あるある大百科」の「納豆ダイエット」もそうです。放映直後から店頭から納豆が消えました。なぜ自分の頭で本当かどうか考えないのでしょう?私の周りでは、納豆が好きで長年食べ続けている肥満体の方もいますし、それを知っているひとたちは、「そんなバカなぁ」と一笑にふしていました。
以上のことは世間一般に懸念されていることで、確かになんか変だなぁ〜??と私も思いますが、私はそれ以上に恐れていることがあります。

それは、まずこのCMを思いついたひと(発案者)、このひとは明らかにまともではありませんが、まあ個人レベルの範囲内で収拾がつきます。問題はこれ以降のチェッカーズにあります。もし発案者がこの狂ったCMをプレゼンしたとします。ここで、「それはマズイんじゃないか?」という意見が出て当たり前ですし、この時点で正常なスタッフで構成されているのなら、ボツになります。しかし、万が一ここを通過したとしましょう。
次に見るのはたぶんクライアントでしょう。ここでいうとsoft bankです。実際に放映されたということはここでもOKが出たのでしょう。信じられません。次にCM制作会社(電通や博報堂など)です。もちろんクライアントの指示にしたがうのがCM制作会社だとは思いますが、長年の経験からこの内容がクレームがつくであろうことはわかるはずです。でも作ってしまった訳です。

私は、世間にかなりの影響力のあるマスコミがこんな非常識なことをやり始めて来ているのですから、やがてこれが常識になっていくのではないかということが心配なんです。

マスコミやCM制作会社こそ、いろいろな視点から見て、世間で好感が持たれるように、クレームが出ないように、商品が売れるようにと完璧にチェックしているはずなのに…と思う反面、その前のCMの紛らわしい表示、明らかに読めない表示を意識的(関わる者全員で)にやっているのでは?と思うと、もしそれが事実なら恐ろしい限りです。なにしろ世間では情報に飢えていて、まずかろうが腐っていようが、本やテレビや有名人が言ったことは何も疑わず鵜呑みにしてしまう輩(やから)が、口をパクパクして入れ食い状態で待っているのですから、操作している者にとっては笑いが止まらないでしょうね。「艶女と書いてアダージョと言う!」と雑誌に書けば、それを鵜呑みにした連中が、それを知らない者をこぞって馬鹿にして鼻高々になっています。まさに思うツボくんです。
いま随分ご無沙汰していますが、ネット対戦麻雀をやっているときに、あいさつもしない、祝を言われても礼を言わない、最悪なのはビリになると途中で逃げてしまう輩が本当に多いのです。そのことに対して文句を言うと、我関せず派は「まぁいろいろな人がいるから^^」と言います。確かにいろいろなひとがいて世の中成り立っていますが、常識範囲外ではいろいろな人がいてもいいとは思うのですが、常識範囲内では「あいさつ・礼」などみんなして当たり前ではないでしょうか?それすらしない者、その者たちを表面的に肯定する者、「いろいろな人がいる」という意味をはき違えている者…本当に「なんか変だぞ、ニッポン人!」と思います。
もう少しすると、芸能界では先輩後輩無視の超人気若手芸人が出て来て、スポーツ界では自分より活躍しなかったのに評論家ヅラしているひとを軽んずるスーパースター選手が出て来る気がしてしょうがありません。その兆候はボクシング界にすでに出ています。

2008/01/17

日本語の漢字は紛らわしい(たぶんその1)



最近TVのバラエティ番組で、やたらに日本語や漢字に関する問題を解くのが多い。やってみると意外に面白く「へえ〜そうなんだ」と脳みそのシワがまた1本増える快感に、つい観てしまいます。そこで改めて芸能人の特に若い人たちのとんでもない解答に驚かされると同時に現代教育に不安を持ちます。反面、ベテランアナウンサーにはさすがプロ!と思わされるほどよく知っています。
ま、それはともかく、日常我々が一般的に使っている言葉にもいろいろと困るものがあります。話しているときはいいのですが、このように書いている時によく困ります。

「こちらの方」…「こちらのかた」と紹介したい時、それが「こちらのほう」では無礼と言うか、向きかよ!と思わず突っ込んでしまいます。私は最近「こちらのかた」とひらがなで書くことを多くしようかと思っています。
辛い「頭が痛くなるほど辛い」…「からい」と「つらい」。どっちみちイヤな顔になりますが。
お札「お札は紙で出来ている」…「おさつ」と「おふだ」。「お札を破るな!」どちらも紙だし破けるし。。
最中「会議の最中に最中を食うな!」…ありえない設定ですがパッと見、わけわかりません。

当然もっといっぱいあって、それらの判断は「その前後の文章」でするのでしょうが、なぜこんなに紛らわしくしたのでしょう?あるいは、なってしまったのでしょうか?
これらとはちょっと違いますが、タイトルの「紛らわしい」だってそれこそまぎらわしくて「ふんらわしい」と読みそうになったり、「酷い(ひどい)」を「醜い(みにくい)」と間違えたり、「醜い」はともかく「酷い」はひらがな表記のほうが一般的でいいですね。「十分」と「充分」もそう。「時間は十分あります」と書いてあるので余裕で解答してたら、半分しか出来なくて落第…したりして^^

中国語のように漢字一字に読み方ひとつ!(例えば「花」は「ファ」その「花」が「華」になっても「ファ」です。同じ「ファ」と読む漢字があってもそれは発音で区別するようです。だから中国語は発音命といいますね)ってしてほしいです。

★ここでちょっと脇にそれますが、ショボイ知識の中での豆知識…
例えば「烏龍茶」、これって誰でも読めますよね。そう「ウー・ロン・チャ」です。となれば、中国で「李小龍」という文字を見たら「??ロン」と読めます。では「小龍包」っておいしい食べ物がありますよね。これまた「ショウロンポウ」ってすんなり読めますよね。ということは「?ショウロン」と読むことが出来ました。「李」は普通で「リ」と読めますので、何のことはない、普通に「李小龍=リショウロン」と読めてしまいます。これを積み重ねていけば、大体は読めていけることになります \( ̄▽ ̄)/ヤッタネ
でも「発音命」ということで、日本人が読むそれとは詳しくは違うのですがまあ何とかなるでしょう。「李小龍」は詳しくは(これまた中国語をカタカナ表記するのも難しいのですが)「リシャオルン」のほうが正解に近いと思います。そういえば「小龍包」は「シャオルンパオ」と言っていたような気もしませんか?ちなみに「李小龍」は我々の年代では神的存在の「ブルース・リー」のことです。アチャ〜☆○=(`o´)oフ

※画像は「木曽の民謡さいちゅう (≧∇≦)」

2008/01/16

サケとシャケ



魚の鮭は「サケ」だったり「シャケ」だったりします。
「さけ茶漬け」「しゃけ弁当」「新巻きジャケ」などなど。ではこの違いは何なんでしょう?それともどちらでもいいのでしょうか?

加工の有無で決まります。「サケ」は加工する前の状態を指します。「さかのぼる」という言葉が由来です。「シャケ」は加工した後の状態を指します。シャケンベというアイヌの加工料理の名前が由来です。

とありました。由来の「さかのぼる」から「サケ」、「シャケンベ」から「シャケ」の説得力はいまいちですが、となると「新巻きジャケ」は正確には「新巻きサケ」でしょうか?
「加工する」というのが生とそうでないものの違いなのかよくわからなかったので、更に調べてみると…

包丁が入る前のものを「サケ」、入ったものが「シャケ」

らしいです。ということは「サケ茶漬け」ではなく「シャケ茶漬け」が正解ということになりますが、何となく言いにくいですね。だから一般的には「サケ茶漬け」と言うのでしょうか^^

他にも似たもので
「卵」と「玉子」…料理する前のものと料理したもの
「唐揚げ」と「フライドチキン」…揚げ方が違います。唐揚げは一度揚げです。唐菓子製造工程を鶏肉調理に応用したものです。フライドチキンは鶏肉を骨の近くまで食べられるように、二度揚げ(最初は低温、表面が焼けたところで高温で揚げる)します。
「おはぎ」と「ぼたもち」…両者は同じものですが、季節によって呼び名が変わります。春の彼岸(牡丹の花が咲く時期)のものをぼたもち、秋の彼岸(萩の花が咲く時期)のものをおはぎといいます。
「預金」と「貯金」…お金の預け先が違います。銀行に預けるものを預金といい、郵便局に預けるものを貯金といいます。

いろいろありますね。まだまだありそうで楽しみです。

そう言えば「シャケ弁当」のシャケは本場の北海道地区だけは本物の「サケ」だけど、その他のたぶんわからないだろう地区では「マス」を使っていると聞いたことがありますが、真意はわかりません^^

2008/01/15

デジタルボイス?



私は最近まで電話で聞く「時報の声」は機械で作られた「デジタルボイス」だと思っていました。
でもこの前テレビのバラエティー番組で、実はそうではなく人間の声だということを知りました。
加えて、携帯の「電波の届かない所にいるか〜」やATMの「暗証番号を入力してください〜」もそうで、しかも同じ人の声だそうです。
そのひとは「中村啓子」さんという女性で、他にもあらゆる所で採用されているようです。その要因として「個性が目立たないこと」ですが、これは中村さんがあえてやっていることで、才能ですね。年齢層・用途に関わらず幅広く使われていて、確かに聞いていてイヤな感じはしませんよね。しかもはっきりと聞きやすいということも大きな要因です。

以前はオフィシャルサイトのプロフィールに顔写真が載っていたという噂ですが今はもう無く、番組でも鼻からした下映っていなくて、その理由は想像を固定化させないようにという配慮からだそうです。

どんな声だっけ?」と思われた方はコチラをどうぞ。中村啓子さんのオフィシャルサイトにもリンクしています。

2008/01/13

お金の汚れ



お金つながりで…
これまた昔お金をさわりすぎていると、「汚いからヤメなさい!」と怒られたものです。小さい頃はおかまいなしに口に入れたりもしてましたっけ (;^_^A
で、「現在、流通している硬貨で一番汚ないのは?」 と聞かれたらなんと答えますか?
やはり硬貨の材質とかを考えて、そこから順番を決めがちですよね。

ところが答えは簡単!単純に「硬貨の大きさに比例」するようです。
ですから答えは「500円→10円→100円→5円→50円→1円」の順に汚いそうです。
それは硬貨自体に抗菌作用のある加工がしてあるらしいので、材質による汚れ付着の差はなく、単に表面積が広い順に汚れているということになります。

ついでに「1円硬貨は直径2cm・重さ1g」なので、何かの時に利用出来るかもしれませんね^^
それから、調べていて驚いたのですが、硬貨の表面(おもてめん)は「日本国」が刻印されているほうと思っていたら、なんと「5円硬貨」だけはそうじゃないらしいですよ!知ってました?(画像参照)目からウロコが一気に全部落ちた感じです。(◎.◎;)

2008/01/12

お金で遊ぶ



昔、お金で遊んでいて親や祖父母にひどく怒られたものです。おはじき代わりにしているだけで怒られました。でもこういうことは「なんで?」と考えるより、それがマナーと思ったほうがいいでしょう。「新聞踏まない!」みたいに^^

そんなこと言ってる割にいまこんなことにはまってます 。「笑う夏目漱石(画像)」もおもしろいけど、いま一部で話題の「ターバン野口」。「ターバン2個ね」とか言ってこれで支払うとまずいかもしれないけど、子どもの小遣いやお年玉には受けることまちがいなしです!ぜひ習得してください。「キューピー野口」もあります。 (≧∇≦)ノ◇

「ターバン野口」 「キューピー野口」

2008/01/07

語呂で覚える記憶術



あるTV番組でやっていたんですが、それ以来ずっと忘れずに私の容量の少ないショボメモリに記憶されました。それは「語呂で覚える記憶術」というやつです。その番組でやっていたものの一部を紹介しますので、よかったら覚えてください。たまたまですが、すでに2回も「厄年」のことが話題になり、ちょっと見直されました。ですから覚えておいて損はないと思います^^

【男の厄年】25・42・61歳 →日光市にズームイン!(2542ズー61ン!)
【女の厄年】19・33・37歳 →サザン(のコンサート)皆行く(33に3719)
「厄年」とは関係のない語呂ですが、ワンセットで覚えましょう。

ちなみに「厄年とは」を調べてみましたので、書いておきます。
一般的に男性と女性の厄年は異なり、本厄は男性の場合は、数え年で25歳、42歳、61歳、女性の場合は19歳、33歳、37歳とされている。特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、凶事や災難に遭う率が非常に高いので十分な警戒を要するとされており、語呂合わせでも男性の42歳は「死に」、女性の33歳は「散々」に通じる。数えというのは、誕生日前だと2歳、誕生日を迎えている場合1歳を足して計算する。
いずれの厄年にもその前後1年間に前厄(厄の前兆が現れるとされる年)・後厄(厄のおそれが薄らいでいくとされる年)の期間があり、本厄と同様に注意すべきとされる。(wikipediaより)

とのことです。※アンダーラインのところはくだらないので読まなくて結構です。

他には
●織田信長の「本能寺の変」1582年(イチゴのパンツ)織田信長がイチゴのパンツをはいているのを想像してください。「いい国作ろう鎌倉幕府」は名作で、内容まであっていますが、こういうイチゴのパンツみたいに強烈なのも、想像さえ出来れば記憶に残りやすいようです。
新東京タワー 610m(武藤)プロレスラーの武藤敬司の頭の上に小さい東京タワーの乗っているところを想像します。女性演歌歌手でもいましたね^^
●日本で一番高い富士山の高さは3776m、2番目は北岳の3193mですが、これはレストランに入って来て、メニューを見ただけで帰って行ったブサイクなひとを想像してください。(来ただけのブ3193)これはやや無理があるかもしれませんが、私はいまだに覚えていられています。

昔、英語の先生でそうやって覚えさせるひとがいて、「あ、晩だと勉強やめる」と言ってabandon(アバンダン/やめる・捨てる)、「アヘクション!」「大丈夫?」と愛情ある言葉と言ってaffection(アフェクション/愛情)を覚えさせられました。そのお陰でいまだに忘れていません。効果ありますよ(^-^)v

★重要なのは一度でもその光景を自分のかたちで想像することです。
想像出来れば忘れません

2008/01/04

春の七草



1月7日の朝に七草粥を食べる風習がありますが、この風習は平安時代からあったようです。 で、この七草は何か?というと
せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞ 七草」と古くから歌われてきた七草ですが、私は「すずな すずしろ せり なずな、ごぎょう はこべら ほとけのざ」と昔、国語の授業で先生から習った言い方のほうが、覚えやすいと思いますので、満願堂はこちらの順番を推奨します^^

春の七草の由来
平安時代に書かれた清少納言の「枕草子」には、「七日の若菜、六日、人の持て来…」という一文があります。正月6日から7日にかけての行事で6日の夜はヒイラギなどの刺のある木の枝や、蟹のはさみのようなとがったものを戸口にはさんで邪霊を払い、七草叩きといって、唱えごとをしながら七草を包丁でたたき、粥を炊き込みます。7日の朝、歳神に供えてから家族で食べると万病を払うとされていました。正月のごちそうで弱り気味の胃を休めるという知恵から始まったという説もあります。(樋口清之監修『日本人の「言い伝え」ものしり辞典』)より

2008/01/01

獅子舞の獅子



明けましておめでとうございます!

お正月にはつきものの「獅子舞」。その獅子って一体なに?

「しし」という言葉は、ライオンのことだという意見と鹿のことだとか、いろいろな獣やその肉のことで、「かのしし」「いのしし」などといっていたという意見があります。映画「もののけ姫」には「ししがみ」というのが出てきますが、姿は鹿のようですが、「ししがみ」とは、「けものの神」という意味で名付けたものだと思われます。
もともと日本にはライオンはいなかったのですから、中国から伝わったものから創造して取り入れてきたものらしいのです。今各地に伝わっている獅子舞の頭をみても、ライオン的なものもあれば、龍・虎・犬・鹿・猪・馬などに似ているものもあっていろいろです。
でも、これらの獅子が舞うと悪魔が払われる、火事がさけられる、亡霊が成仏する、雨ごいが果たされる、五穀が実るなどという力もっている動物の神として、それぞれの獅子がつくられていったということです。