正月に「あけましておめでとう」と言ったかと思うと、入学式の4月。「もう1年の3分の1が過ぎてしまった」と感じ、梅雨のジメジメした毎日にうんざりしながらも「もう半分が終わった」と思い、夏のにぎやかさに一息つけばもう3分の2が終わってしまう。ボケボケしているとクリスマスに年の暮れ。紅白をつけたままのTVがさわがしい。こんな感じでまた1年が過ぎてしまうのだけれど、若い頃と違って最近の一年が「あっ」という間に終わってしまうのはなぜだろう?
それは
3才の子の1年は人生の3分の1で、40才の1年は人生のたかが40分の1にすぎないからですと言ってしまうと「そりゃそうだけど、チョット違うぞ?」と思われるかもしれませんが、3才の子には見るもの聞くもの全てが目新しく、毎日が新鮮で1日に体験・吸収する量が膨大です。それに比べ、40才の人の1日はほとんどが昨日までに体験したことで、たまにインターネットとかビジュアル系のグループにビックリするぐらいです。だから昨日と今日はほとんど同じに過ぎてしまい、1年が365回書き変わっていることに気づいていないのです。
だから1年が、歳をとるごとに短く感じてしまうのです。
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