2010/02/16

国母選手の腰パン騒動



バンクーバーオリンピック真っただ中、そのしょっぱなに煩わしい騒動が起きました。

スノーボードの国母和宏選手の「腰パン騒動」。シャツを外に出しパンツを腰下ぎりぎりまで下げて履く、私の地方で言う「ショウタレ」た格好を会見で記者に指摘され、すみませんと謝ればいいものを「チッ、うっせーな」と小声で言ったものです。

普段ならまだしもオリンピックという国を背負ってとは言いたくありませんが、公の場所に出る場合、やはりキチンとした格好というものがあるものです。国母選手も年齢を見たら21とのこと。大人の世界では不本意でも正装を強いられる場はあるということぐらい知っていてほしい。

「チッ、うっせーな」と言った事もガキですが、母親役の橋本聖子さんの横ですね気味にしているのを見ても、笑っちゃうほどのガキの様相でした。

しかしそれと同時に協会がもっと早く注意すべき(しなければいけない事なら)でしょう。服装に関してもちゃんと記載されたマニュアルが選手全員に渡されているそうですが、それでオールOKにしている点が気に入りません。

中・高校が校則で「髪の長さ、色・スカートの長さ」等キチンと書いてあるにも関わらず、実際は黙認状態の学校がほとんどで、これと同じ状態です。

ちゃんとしろと言うならちゃんと注意しろよ!それが本当に譲れない重要な事なら出場停止にしろよ!

「せっかく来たのだからとか処分は大会が終わってから」程度のものなら、そんな規則はやめるべきです。のりぴーの件でも書きましたが「覚醒剤は人間を破壊するもの、絶対にやめよう!」と本気で言うなら、それを侵した者を釈放するなよ!

ガキもガキです。これで散々な結果なら何を言われるかわかりません。ま、逆に金メダルでも取ろうものなら無罪放免でしょうし、類友の若者からはヒーロー扱いされるでしょうが、マスコミは悪者にしたがっているでしょうから本人も自分で余計に煩わしい枷をかけてしまったなと思いました。

今はいいのですが、これから何年後かにまたこの記者会見が流された時、そのたびに恥ずかしい思いをしてしまうのです。「恥ずかしい」と思えるように成長していればの話ですが…

それから文句を言うならはっきり言えよ!吉兆のおかみさんか!
はっきり言わないなら黙って無表情でいたほうがまだいい。

「腰パン」って足の短い日本人にはうってつけのファッションかも知れませんね^^

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