2011/07/19

一度自分で考えてみようよ



いま誰かに「菅総理は退陣した方がいいか?」を問えば、ほとんどのひとは「YES」と言うでしょう。その理由を聞くと「頼りない」「何もしない」「地位にしがみついている」とか答えるでしょう。

なぜ一般人(チンパンジーではない)が「何もしない」とわかるのでしょう?実は一般人が言う理由の全てはマスコミからの受け売りなのです。もちろんマスコミが嘘を言っているとは思いません。しかし新聞各紙テレビ局各局には指示する政党があるのも事実です。それにより多少の偏りはあるのです。野球も同じですね。

そして以前いた今はタレント(足らん子かもしれない)の杉村太蔵クラスなら「料亭行きて〜」なんて個人の思った事をそのまま言って後に党幹部からお叱りを受けることもあるでしょうが、総理クラスになると必ず軍師が付いていて、一挙一動指示されているはずです。発言にも原稿があり、代表質問なども事前に質問事項は知らされ、側近が原稿を書くのです。アメリカのオバマ氏の演説のライターが一時有名になりましたが、ああいう存在です。

菅さんのひと言で浜岡原発停止が決まったような報道がされていますが、国を動かすのに個人の意見だけで決まる訳がありません。

しかも「地位にしがみついている」なんて、考えようによってはいい事ではないでしょうか?何か不祥事があれば次の日には辞任しているなんてことは日常茶飯事の中、これだけ叩かれても必死に地位にしがみついているなら、「今をなんとかしようと考えている」のかもしれません。その前の総理のように「やーめた」と投出し、フリーになってから今度は一転「元総理」という名誉をかたに今の総理を叩くなんて、こんなに楽な立場は無いでしょう。

そんなこともできるのに「しがみついている」のだから、逆に評価されてもいいと思います。

選挙時には「一票の重み」と言われ、さも個人個人がしっかり考えて投票しているように言われますが、マスコミにホイホイ乗せられて投票する一票に重みなんかありませんって。

前の記事でも書きましたが、どんなことにも裏に策士がいていいように社会を動かしているのかもしれません。あまり鵜呑みにせず「自分で考えてみる」ということを一度してみましょう。

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