2011/07/16

物事には全て理由がある!



昔観た映画「陰謀のセオリー」、最近観た「ブレイキング・ポイント」に出てくる「物事には全て理由(ワケ)がある」という事。

例えば
【地球環境保護のためのゴミの分別】
【地球温暖化のためのエコ問題】
【観光地人気復活のためのパワースポット】
【健康食品・エステ売り上げ増進のためのメタボリック問題】
【健康食品・エステ売り上げ増進のための加齢臭問題】

はっきりとわかっている主なものだけでもこんなにあります。でもひとによっては「高速道路無料化」「原発停止」にも理由があるとも言います。もっと極端な事を言い出すと「東北大地震は人為的に起こされたものであり、それにも理由がある」のだそうです。

わかっているものだけでも順番に簡単に説明します。

【地球環境保護のためのゴミの分別】
せっかく分別しても結局まとめて燃やしてしまったり、埋めてしまったりしているのになぜ分別させるのでしょう?これこそ「心理教育」ですね。この教育を受けた我々は「エコ問題」も今回の節電問題も簡単に受け入れられることが出来ます。それをしないひとは悪者扱いさえ受ける風潮になってしまっています。知らない間に…{{ (>_<) }}

この辺りから日本人の「心理教育」は始まっています。右といえば右、これが流行ると言えば行列になり、身体にいいと言えば即売り切れになります。ブーマー(すぐブームに乗る奴)、コピラー(雑誌の記事を鵜呑みにする奴)なんかすぐ量産出来ます。

ACが震災後にしきりに流していた「欲しいと聞けば欲しいと言う、嫌いと言えば嫌いと言う…こだまでしょうか?」を笑ってみていたひとはもう気づかないほど犯されているのです。

【地球温暖化のためのエコ問題】
エコのためにエコバッグが売れ、ブランドの高価なエコバッグに行列も出来、エコのために買い替えが起こり企業は儲かります。

マイ箸を持っている方もいますが、箸に使う木材は環境に必要なものではなく、使わなければ燃やしてしまう言わば要らない木材です。マイ箸が流行ったからといって常に使うひとはほんのわずかで、それによって割り箸の需要が減る訳でもありません。要するにWで儲かります。

CO2の発生量を減らしたことを謳い文句にしている商品が売れています。でも実際にはCO2は温暖化の一原因ではありますが、主犯ではないそうです。しかもここ数年でCO2をアミノ酸に変える仕組みが開発されるので、CO2はドンドン出してくださいと言う科学者もいるほどです。

最近話題の「LED電球」もそうです。寿命は今までの電球が2年に対して5倍の10年。電気代は電球の2890円に対して1/4.5の603円。価格は15〜20倍でも比較にならないほど得だとして、LED電球に交換するひともだいぶ増えてきています。

これにも落とし穴があるのです。時代は高速で進んでいます。DVDボックスを買ったと思ったらブルーレイになって再販されまた買い直すというように、次々に新技術が開発され、新製品が発売されます。しかも新製品には10開発された技術の5ぐらいを搭載して発売します。そして一応浸透した頃に10全部の機能を搭載してまた発売します。

メーカーは発売した時にはその商品はもう終わっていて、ケンシロウ曰く「お前はもう死んでいる」であって、次の商品開発を進めています。

LED電球が例え10年持ったとしても、その間にまた新しいLED電球が発売され、その謳い文句が「今までの2/3の値段で寿命が1.5倍伸びました!」なんてなるでしょう。もしかしたら来年にもそうなるかもしれません。もっと言えばすでにLEDに変わる技術が開発されているかもしれません。

私でしたら寿命は2年でいいから価格は1/5を希望します。そして2年後には新開発の「LEDスーパー」に買い替えます。もうそういうスピードの世の中なのです。一体10年先を予想出来るひとがいるのでしょうか?

【観光地人気復活のためのパワースポット】
「あー最近客が減ってきたなぁー、何かいい対策はないかね〜?」「だったら呼び名を変えましょう!」「え?ここはなんの効力もない田舎の温泉だけど大丈夫かね?」「任せてください、神霊新たかな神秘的パワーがみなぎる場所という事で、パワースポットと名付ければ大丈夫ですよ」「ついでにクーポンポンのように芸人に多少金をバラまいておけば宣伝してくれますよ」…ってな訳でいまや「パワースポット」と呼ばれるその辺から持ってきた大岩に大勢が押し寄せています。彼らの手には情報誌が握られていることは間違いないでしょう (≧∇≦)

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長くなってしまいましたので、「メタボと加齢臭」は次の記事で

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