2009/09/02

元総理大臣に唯一感動したこと



私は自民党が好きではありませんが、嫌いでもありません。また「国民の顔色伺い」ばかりの民主党も好きではありません。ましてやその他の党の器の小ささと、トップを目指し訳でもなく二番手三番手で甘んじているぬるま湯の団体にはどうでもいいという感じです。

そんな烏合の衆のトップだった麻生太郎元総理大臣にも、なんの魅力も感じませんでした。しかも麻生さんが好きだ(これも定かではありませんが)というだけで、「マンガの殿堂」国立メディア芸術総合センター(仮称)という負の遺産を残していきました。今そんなものを建てる時ではないだろうと思いますし、その予定にだけでも莫大な金を消費していると思います。

いまは「マンガの殿堂」について言うことはありませんが、そんな麻生太郎元総理大臣の言葉にもひとつだけ感動したことがあります。それは…

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ロシアのプーチン首相と首相官邸で会談し、北方領土問題に関し、「平和条約が存在しないことは日露関係の支障になっている。われわれの世代での最終解決を図る必要がある」ことを確認、受け入れ可能な方策を模索する作業を加速することで合意した。

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です。この言葉は北方領土問題だけに使うのはもったいなさ過ぎます。いまでも延々と痼りになっている「中国・韓国との戦争に関するいろいろな過去の過ち」。この問題こそまさに「我々世代での最終解決(すごくいい言葉だ)」を図らなければなりません。

戦争により頭を狂わされてしまった我々の先輩達がやってきた侵略侵攻殺戮殺害、この過ちをいつまでも言っていてもしょうがありません。戦争を知らない我々でも「戦争はしてはいけない」というのはわかります。その上で、多少恨みや憎しみが薄らいでいるいまの世代が未来を見据えてお互いが許し合い、かつ笑い合い、協力し合うような方向へ持って行かなければいけません。それが出来るのが「これからの世代」なのです。

されたほうは素直にその通りとは言いたくないかもしれませんが、いつまでも被害者意識を持ち続けていては自分たちの未来のためになりません。ここは思いきって「0にする決断」をすべきです。その点日本人はいさぎいいかも知れません。原爆を2個も落とされたアメリカに対して、いまでは友好国になっているし、お互い共存共栄しようとしています。確かに原爆被害者およびその家族はいまでも恨んでいるかも知れませんが、それは個人レベルであって、中国や韓国のように国を挙げての怨み節はもうしていません。←この「もうしていません」というところが重要。

もし中国や韓国が「詫びろ」と言うのなら、日本国民全員が一斉にあちらに向って「過去の過ち、すみませんでした」と頭を下げればいいでしょう。一度国会議員の誰でもいいから、そうしたら許してくれるか聞いてくれないかなぁ。

実際にはどうしても「金」が絡んでくるので、いつまで経っても終わらない問題なのですが。←最後にこれを言ってしまって元の木阿弥です 彡-_彡

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