2008/04/27

taspo タスポカード



タスポカードとは…「未成年者には買わせない」をキャッチコピーに開発された、成人識別機能と電子マネー機能を持った自動販売機でタバコを購入する時にこれから必要となるカードです。

聞いただけではなんともハイテクな感じがしますが、なんのことはないこれを発行する際には申請が必要で、身分(年齢・生年月日・電話番号・直筆のサインまでも)を証明する項目を記入して送付するというアナログなものです。

私のマニフェスト・少年法廃止では少年の喫煙はOKとしていますので、このカードは必要ないのですが、現行ではこういう年齢をはっきりできないとタバコが買えなくなるようです。それ自体はいいことかもしれません。ですから決まったことは早く遂行してほしいですね。

でも、最近になって「免許証でも購入可能」になるように財務省が検討しているようです。

その理由として識別する機械が免許証タイプなら10万円ぐらい、タスポタイプだと数十万円になるとのこと。これって最初からわかっていて、わかった上でタスポの開発を進めていたのでは?

もうひとつの理由(こちらがメインなのですが)として、タスポの申請者が少なく、未だ浸透していないとのこと。これにはまいりました。なにか勘違いしているのでは?と思ってしまいます。タスポを持たなきゃタバコが買えないと決めたのだったら、申請しないひとは吸えないことを了承してしるのですから、面倒くさい・知らなかったなんて理由は放っておけばいいのです。禁煙が叫ばれている現代、逆にそのほうが好都合でしょう。そこまでして吸いたくはないのでしょう(絶対違うけど)と判断すればいいのです。
しかもこれだけタバコの害が叫ばれていてもやめられない愛煙家には、禁煙家(最初から吸わないひとは除外)と比べなにかが欠けているのです。それが未だに申請しないという原因と共通しているのではないかと思います。そんなひとたちに言っても無理な話で、しかもこんな弱腰になったらタスポの寿命も短そうですね。だったら、こんなまどろっこしいことやめちゃいなさい。

なにしろ高速道路のETCもそうですが、いろいろな企業の利害関係が裏でややこしく絡んでいるのは見え見えですね。

少年だろうが老人だろうが、吸いたいひとは吸えばいいじゃん。百歳ぐらいの高齢者でもヘビースモーカーもいるし、人間の寿命内にはもしかしたらタバコなんて関係ないのかもしれない。ただし吸うなら最低限のマナーだけは守ってください。

0 件のコメント: