2008/01/01

獅子舞の獅子



明けましておめでとうございます!

お正月にはつきものの「獅子舞」。その獅子って一体なに?

「しし」という言葉は、ライオンのことだという意見と鹿のことだとか、いろいろな獣やその肉のことで、「かのしし」「いのしし」などといっていたという意見があります。映画「もののけ姫」には「ししがみ」というのが出てきますが、姿は鹿のようですが、「ししがみ」とは、「けものの神」という意味で名付けたものだと思われます。
もともと日本にはライオンはいなかったのですから、中国から伝わったものから創造して取り入れてきたものらしいのです。今各地に伝わっている獅子舞の頭をみても、ライオン的なものもあれば、龍・虎・犬・鹿・猪・馬などに似ているものもあっていろいろです。
でも、これらの獅子が舞うと悪魔が払われる、火事がさけられる、亡霊が成仏する、雨ごいが果たされる、五穀が実るなどという力もっている動物の神として、それぞれの獅子がつくられていったということです。

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