2011/01/16
「最後の侍」入閣!
1/14の内閣改造人事で与謝野馨氏が経済財政担当相として入閣しました。
このことについていろいろと批判が出ています。その中でも「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表は「よほど大臣になりたかったのだろう。組閣のため首相官邸に向かう彼の顔はにやついていた。情けない」と厳しく批判したそうですが、とんだお門違いです。情けないのはそんな風にしか人を浅くしか見られないあなたの方です。
しかも「政治家は信念を貫かなければならない。こんなことでは(与謝野氏が主張する)財政改革などできない」とも語ったそうですが、他の政治家は一体何に信念を貫いているのでしょう?党の存続?法外な労働収入?自分の栄誉?先生という響き?公共機関タダの特権?…だんだんショボくなってくるなぁ。
入閣時の与謝野氏のインタビューの中で与謝野氏は、菅首相が選挙中にも関わらず「消費税アップ」のことをあえて口にした事に強く感銘したようで、それが承諾のひとつの要因でもあったと言っています。
「消費税アップ」は絶対にやらなければいけない事なのに、他の党はそれにはあえて触れませんでした。もちろん国民の反感を買うのが嫌だったからです。もちろん以前の民主党も同じことをしていました。しかし選挙中にこのことに言明した事は菅さんスゴイ!と思ったのですが、なぜかその後の態度が曖昧で、真意で言ったのかがあやふやになってしまいました (;^_^A
それはともかく、もうひとつの承諾要因は「いままでやり続けてきた仕事を完成させたい」という意志です。確かに与謝野氏は頭も良く経済に強い貴重な人材だと言われています。菅首相もその辺りを考えてお願いしたらしいのです。
与謝野氏はインタビューの時に「いろいろ言われるだろうが…」のような意味合いのことを言っていました。当然「こうもり」だとか「裏切り者だとか」、平沼氏のように「情けない」と言われるのは承知の上で、それでも承諾したのでしょう。この辺りの「漢」の心情がなぜわからないのでしょう?
わからないということは、そいつの「政治に従事している目的」がおのずと見えてくるというものです。党のぬるま湯にどっぷりと浸かり、毎晩料亭で頑張っている人の悪口三昧…ですか?あるいは次回選挙の対策ですか?それこそ本当に情けない。
与謝野馨氏は見た目は漢らしからぬように見受けられますが、もしかしたら「最後の侍」なのかも知れません。
与謝野氏のように、宗教団体と変わらない「党の壁」をぶち破ってでも日本と日本国民のために燃え尽きる!という漢は他にもっと出て来ないのでしょうか?
頑張れば下衆の中傷なんて3日で消えるわ!それこそ「たちあがれ日本!」と言いたいところですが、下衆な議員がいるところで使われているとは皮肉ですね。
仕方がない、言い換える事にしよう…「蘇れ日本!」ヽ(`⌒´)ノ (これもどこかで使われているか?^^)
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