2010/08/13

死刑反対?



少し前に私のツイッターのフォロワーさんとある人が、ツイッター上でプチ討論していました。

ある人の「たとえ身内、友達、同僚が殺人の被害者になったとしても、犯人を死刑にしたところで 自分の心の内は晴れることはない。死の結果として死をぶつけても何も意味はないと思う。だから死刑ではなく終身刑を望む。」

というツイートに対して、フォロワーさんは「それも尊重される考えだと思います。」と答えていました。多分フォロワーさんの真意は違ったのでしょうが、優しい方で大人の対応をされています。

ある人のツイートに対して、私はことごとく異論を唱えます。「尊重」などこれっぽっちもしません!

・犯人を死刑にしたところで 自分の心の内は晴れることはない

なぜそんなことが判るのでしょう?あなたは被害者の身内、特に夫婦や親だったことがあるのでしょうか?例えば自分の娘を残忍なかたちで殺されたとして、その犯人が例え刑務所の中であろうが、食事が出来て「旨い」と感じたり、明日の食事を楽しみにしたりとか、正月にはおせち料理が出たり、風呂に入って「あー」とか思ったり、スポーツですっきりしたりとかしているのを想像して腹が立ちませんか?殺された娘は、それすら出来ないのですよ。悔しくないですか?

少なくとも、犯人が生きているよりも死んで欲しいと思うのは当たり前のことでしょう。だから死刑になれば、のうのうと生きとられることを思えば、多少は心の内も晴れると思うのですが。

多くの被害者の遺族が、犯人に死刑宣告がされた時ホッとしている事と、記者会見でも「うれしい」という思いを話しているのを聴くと、少しだろうけれど心の内は晴れていると思います。

・死の結果として死をぶつけても何も意味はないと思う

人を故意に殺した場合、最高刑を受けて当たり前でしょう。その最高刑が死刑であれば当然死を課す事も当たり前の事です。

私が常々思っている事は「あなた(加害者)は少なからずも、相手(被害者)を殺す事で自分の目的を果たしたんでしょ?だったら死んでも悔いないでしょう?」ということです。

それを後になって「殺意はなかった」だとか「事故だった」とか情けないったらありゃしません。潔く腹をくくるべきです。いえ首をくくるべきです。あるいは腹をかっさばくべきです。

・死刑ではなく終身刑を望む

ふざけんな、だったらあんたの給料で食費を出してやれ!こんな奴に私の税金を1円でも使う事は断る!

死刑反対論者は、自分に関係ないから好きな事が言えます。暴力団事務所や米軍基地や原子力発電所と同じで、自分に関係ないところにあるなら「しょうがないよね」ぐらいで済ませますが、自分の家の隣りに出来るとなったらどうでしょう?そんなキレイごとでは済まないでしょう?

結論としてはよく言われる「自分の子どもがもし殺されても同じ事が言えますか?」ってことに終始してしまうのですが、私は今の死刑のやり方にも不満があります。

明らかに本人がやったと判っている場合(秋葉原のように)は、中国のように即死刑でいいと思います。なんだったら翌日に実行でもいいと思います。それが心身に支障が有る無しなんて関係ありません。犯した罪(人を故意に殺したという事)に対しての実刑です。

それとこれは実現不可能でしょうが、韓国映画「親切なクムジャさん」の方法でもいいと思います。これこそ、被害者の身内の心は晴れるでしょう。

あと最近観た「狼の死刑宣告」みたいに、無罪にして保釈し自分の手で刑を執行するのも賛成ですが、これは無茶かもしれません。でも私の子どもがもし故意に殺されたのであれば、この方法を選択するかもしれません。

多分「ある人」もそうでしょうが、よく「加害者が死んでも、殺された人は帰って来ませんよ」という人がいます。とんでもないバカな意見で、「加害者が死んでも、殺された人が帰ってこないほど人の命はかけがえのないものなんだ」ということが判らないのでしょうか?

「加害者が死ねば、帰って来る」なら待ちますよ。…まだまだ書けますが、書いていても腹が立って来るのでこのぐらいにしておきます。

娘さんが拉致されて、裏サイトで知り合った3人の男に殺されてしまった実に悲しい理不尽な事件の判決次第でまた書くかもしれません。

あ、あとツイッターでは討論はしない方がいいと思います。どうしてもというなら、相手とダイレクトメッセージ(DM)でやり合うなら自由です。フォロワーさんにも迷惑かからないし、その人のタイムラインを汚す事も無いでしょう。

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