2012/01/18
…ではなくはない
今日のニュース、『公務員が、市長に「死ね!」というメールを送るワケ』という中田宏元横浜市長が出版した本『政治家の殺し方』(幻冬舎)についてのインタビューが載っていました。
ただこのインタビューの内容が気になった訳ではなく、いつも不思議に思っていたことを、これを読んで思い出したので書き留めておこうと思い立ちました。
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ちきりん:個人名を書かれなかったのはいいご判断だと思います。別に個人を責めたいわけではないんですよね。
中田:そうなんです。「罪を恨んで、人を恨まず」――ではありませんが、「構造を恨んで、人を恨まず」だと思っています。公務員の構造は、責任ある立場にいなくても、年齢を重ねると給料がどんどん上がっていく。
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この中の『「罪を恨んで、人を恨まず」――ではありませんが』という言い方です。この言い方はよく使いますし、何も指摘されず普通にスルーされます。ところが、「罪を恨んで、人を恨まず」と言ったあとに同じ意味での使い方の「構造を恨んで、人を恨まず」と言っています。
だったら、「――ではありませんが」ではなく、「――と同じように」「――みたいに」と言うべきではないのでしょうか?別段この事について深く追求しようとも思いませんが、普段から不思議に思っています。
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