2011/06/03

国民に節電させればいい



一昨日のニュースで、「節電で信号が消えた時を想定して、警察官に手による交通整理の指導が開始された」とありました。ここ東海地方でもそんな事にまでなる節電をするのでしょうか?

私はありとあらゆるものに電気を使い、それにすっかり慣れきっている現代社会に於いて、「節電しよう!」と軽はずみに声高に言っている世論が心配です。

いま原発反対!節電に協力しよう!といっている人たち、本当に大丈夫ですか?いまのテンションをこの先いつまでしなきゃいけないかわかっていない節電生活を続けられますか?

私はちょっとキツイ気がしています。個人的に今でもそんなに電気を浪費しているとは思っていませんが、今の生活レベルを落としたくありません。パソコンで生活している身としては少なくともパソコンの節電は出来ません。

これはネット上で言われていることなので、100%本当かはわかりませんしまるで嘘かもしれませんが、東電の文句に対して社員が「だったら電気使うなよ!」とツイッターで言っていたそうですし、3万人以上もいる社員の平均年収は700万以上。役員報酬半減とは言っても1350万。こういう不祥事でもボーナスは支給されそうで、一般企業では考えられません。デザイン会社なんか初めからボーナス無しというところさえあります。。

5年前にやめた会長の退職金はなんと10億円超!もちろん儲かっているときにいっぱい貰えるのは企業努力した結果ですからいくらであろうが他人が口を出すことではありません。しかし、これほどの不祥事をしておきながらそれなりの、いえそれ以上の報酬が支払われるのはおかしいとしか思えません。

しかも、賠償金の不足分は会社内であらゆるもの(給料や報酬その他)をギリギリまで削った上でのものではなく、ある程度は削ってそれでも賄えない分は「電気代値上げ」などにより国民に負担させようとしています。その上で「だったら電気使うな!」はないでしょう。

それなのに、国民はなぜか「節電しよう!」と言い始めています。なんで?日本人はいい人が多いのは知っていますが、これほどまでにお人好しでなくてもいいのでは?と思います。

節電の真意については長くなるので書きませんが、エコと同じく誰かに仕組まれたエセモラルにうまく乗せられていっている気がするのと、それに対しての計り知れない恐怖を感じています。もう少し個人個人「本当のこと」を考えねばいけないのでは?と思います。

以前にも書きましたが、せっかく分別したゴミはまとめて焼却されていることや、フランスへ旅行するとそのひとの300年分のゴミ袋を使ったのと同じことになること、言い換えれば金持ちが休日に海外旅行をしているのに、貧民はせっせとゴミ袋を使わずエコ袋で我慢しているという現実。節電に関しても東電の社員が避暑地で悠々自適な休日を過ごしているときに、エアコンも付けずに汗を流して働いているという、もうすぐ来る現実。

それでもあなたは脳天気にエコ・節電出来るのですか?

まずやることは、浜岡原発は稼動したままで、その周りの強化を早急に進めることが一番賢い方法だと思いますがどうでしょうか?もちろん電力会社の金で。

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