2008/06/27
矢沢永吉・ブルーレイのCM[ハード編]
最近よく目にする矢沢永吉・SONYブルーレイ(Blu-ray)のCM。
そもそもブルーレイとはなんぞや?ということで調べてみました。
歴史や細かい特徴は各々Wikipediaで調べていただくとして、驚くのはその記録容量です。
1層12cmで25GB/2層12cmで50GBもあるのです。ということは、2層12cm50GBなら、いままでのDVD(約4.5GB)が11枚も入ってしまう計算になります。ちょっとしたシリーズ物、例えば「007シリーズ」ならたった2枚でおさまってしまいます!
しかし、メーカーは高画質高音質を売り物にして、1ディスク1作品で販売しています。「ダイハード」シリーズ全4作はBOX仕立てで4枚組になっています。しかも単品で買うと今更の4935円します。どこのツタヤに行ったって、例え旧作100円キャンペーンでもほとんど借りられていない状態です。日本のメーカーはどこまで稼げばいいのでしょうか?もうそろそろ500円や1000円でいいでしょう。確かに目新しいブルーレイですから、そうはいかないでしょうがそれでもせいぜい1980円ぐらいが妥当だと思います。でも日本人は金持ちなのか新しいもの好きなのか、しっかりメーカーの思惑通り「買い替える」人が出て来るから思うツボです。
当然ですが、ブルーレイディスクはいままでのDVDプレーヤーでは観られませんので、ハード自体も買い替えないといけません。よく、新しいものが出た時に「今のが一番いいよ」とか「いまの機能で充分」とか拒否反応を示す人がいますが、多くは半年もすれば「やっぱ、いいわぁ〜今度のは」と言う事になります。でもその大半はほぼ間違いで、やはり新しい物はいいと結論になります。
でもいままでDVDプレーヤーを持っていなかった人には、ブルーレイを買うことをお薦めします。画質・音質がいいにこしたことはありません。でももうDVDプレーヤーを持っている人は慌てて買い替えることもないし、ましてやもう持っている映画を改めて買い替える必要など全くないと思います。どうしても欲しい場合は、今ではなく普及してから出る廉価版のディスクでいいでしょう。
そもそも家に買い揃えてある作品はよく観返しますか?それはレンタルされていないものですか?お墓まで持っていくものですか?ブルーレイ&ディスクは永劫究極のハードですか?
私は貧乏人なのか、コレクターの趣味がないため、買いそろえるということはあまりしません。とはいうものの周到しているアーティストはいるので、それなりに集めていたことはあります。でもそれらは前述のことを考えていくと、無駄なことのようにも思えてくるのです。本当に好きな作品でも観返す事はあまりありません。それがレンタル出来るものであれば、観たい時に借りに行けば多分250円も出せば観られるでしょう。死ぬまでファンでいるかと言えばわかりませんし、そういう物を墓まで持って行くという話も聞かないし、遺品でもらったとしてもその時には、もう観られない状態になっているかも知れません。
観られない状態というのは、データが壊れてくる(よく永久的に保存できるとか言いますが、そう言われていたCDもそろそろ初期に発売された物に、変化が見られているそうです。)ということもありますが、ハード自体が永劫ではないということです。技術は日々変化し、人間が想像する物はほとんど実現可能だということです。音楽のMDの寿命が短かったようにブルーレイもどうなることかわかりません。そうしたらその人たちはまた買い揃え変えるのでしょうか?ご苦労様です。
そんなことから、今持っているDVDは全てダビングして、マスターはヤフオクにでも出品して現金化し、もっと有効に使うことをお薦めします。(続く)
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