2012/05/20

日本と同じ現象がただ遅れて来ているだけ




少し前ですが、こんな記事に引っかかりました。

【中国人がユニクロ離れ 理由は「ユニバレを恐れて」!?】

まず引っかかったのは、「ユニバレ」という聞き慣れない言葉…。
これは「ユニクロ」と本性がばれるなどに使う「バレる」という言葉がくっついた造語だそうですが、ユニクロに限定されているので使いづらいのと、限定なのが何だか悪意を感じます。

そしてこの記事を読んでいくと、最後に「柳井氏が掲げる中国1000店の目標へは道半ばだが、すでに一部の中国人からは飽きられているようだ。」の一行で締めくくっています。自分の思いを書き上げたぞーって感じで終わっています。私がもうひとつ引っかかったのはここです。

日本でユニクロがオープンした時もみんなこぞって買い物に行き、それなりに人気になり話題になりました。うちでもみんな買いに行ったものですが、逆に私は行かなかったのです。なぜか?それこそ「ユニクロ=安物」と言うイメージがあったからです。「ユニクロ」で買うなら「無印良品」のほうがいい!と思っていました。

ところが、しばらくして無理矢理買って来てくれたものを着てみたら、値段に関係なくシックリ来たのです。そんなこともあって、まずは下着からユニクロにし始めました。そしてTシャツ、トレーナー、シャツ、カバンと知らないうちに徐々にユニクロ化して行き、一時は上から下までユニクロ一色なんて時もありました。

以来ユニクロファンになったのですが、なぜかその頃から逆に世間で「ユニクロ=安物」という風潮が高まって来て、実際に売り上げもかなり落ちた時期があります。それを受けてユニクロも「野菜を販売する」なんて無茶なことをやりかけました。この計画は結局流れたようですが、かなり苦しい時だったのだと思います。

そしてまた今では「ドライ」とか「ヒートテック」の肌着が人気になり、全体的にも盛り上がって気がします。しかもユニクロ自体が低価格追求はやめて品質重視になって来たため、「ユニクロ=安物」ではなく「ユニクロ=安くて良い物」に変わって来ました。

日本ではユーザーが飽きたのではなく、世間の風潮にユーザーがちょっと乗っかって静観視してみただけで、この時のユニクロの新製品の頑張りがまた受け入れられ、「やっぱりいいじゃん!」とまたユーザーが戻って来たということではないでしょうか?

ここまで書いておきながら、実は私は最近ユニクロで買っていません。理由は対象を若者にしたのか、全体的にやや細身のものが多くなり、一時の着やすいゆったり感は薄れたように思います。これからも若者主体のシルエットを中心に進めていくと、おっさんおばさん連中は敬遠し始めるのではないでしょうか?私がその一人です。

最後のは私自体のことなので置いておくとして、今の中国での不人気は日本でもあった一時的な偏見によるもので、記者が考える「飽きてきた」はお門違いなのではないのでしょうか。

ただしユニクロも、日本での売り方とプライドがないくせに成金思考の中国と同じ売り方をしていたのではマズイでしょうね。


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