2011/05/07
今やるべき事が「停止」だとは思えない
実は私は原発推進派ではありませんが、原発賛成派ではあります。
世間では原発反対の空気が濃くなっていますが、現在の電気供給量の30%を原発が担っていることを考えると、今の時代にはなくてはならないものと思っています。
当然昨夜の総理の提言通り、浜岡原発も全面ストップさせるとすると、今の生活は維持出来なくなります。しかもこれから夏を迎えます。私は真夏でもエアコンは付けなくても我慢出来て、昨年はお客さんが来た時しかつけずに一夏乗り越えました。
健康とエコのため、自動車から自転車に乗り換え、でもやはり自転車では行動範囲が狭くなるのと体力的な問題で原付バイクにしました。そして今は原付のバッテリーが上がるほど、代わりに徒歩を利用しています。
エコエコとうるさいぐらいに叫ばれている昨今、それでもひとは車に乗るのはやめられません。レジ袋の節約が一瞬のうちにガソリン燃焼で消えてしまいます。飛行機でフランス旅行すれば乗客ひとりひとりの300年分のレジ袋を使っているのと同じだという話も聞いています。
車にあたり前に乗っている人たちに、長期の節電が出来るでしょうか?エアコン無しでこの夏を過ごせますか?私は出来ます!でも節電生活は出来ません!
いつ来てもおかしくない、来る可能性が大きい東海沖地震による被害を最小限にするために停止するという事ですが、停止する事が「今やるべき事」でしょうか?
原発を自動車に置き換えて考えてみましょう。(原発と自動車は被害の規模も方法も違うわい!なんて言わずにちょっとだけでも耳を傾けてください)
自動車は現代社会に無くてはならない物です。と同時に人を殺す可能性もある危険な物です。現に毎日のように交通事故で人は死んでいます。
だからメーカーは事故を前提に、衝撃吸収バンパーやエアバッグやシートベルト、最近ではCMでも観るように自動車自体が障害物を察知して寸前で自動的に停止する安全装置を開発しています。
これと同じように、原発も停止するのではなく、いかに安全に運転するかを重視したほうがいいのではないでしょうか?原発自体も周りも強化するとかいう直接的な事も含め、冷却水の循環器の機能アップに関する開発などの機械的な強化を図る事が「今やるべき事」のような気がします。
政府としては原発を停止する事が一番手っ取り早く国民を一時的にも納得させる方法ではあります。もしかしたら支持率も上がるかも知れません。国民も、停めたことによっての現象が今は見えてないのですから、「それがいい!」と思ってしまいがちです。
あまり細かいことを考えていると無限になってしまいますが、今でさえやり玉に挙がっているパチンコ屋・自動販売機をはじめとして、テレビ局・デパート・大型家電店・中部電力に従事している人たちはどうするのでしょう?
市民が細々と節電を強いられるのでしたら、無駄に番組を垂れ流しているテレビ局は終日停止しても構いません。ニュースはラジオで充分です。客の割に電気を使っている大型電気店も潰してネット販売にしましょう。…などなどいろいろと無理や矛盾が出て来ます。当然景気も今以上に悪くなります。
だから、停止ではなく強化して使い続けることが重要だと思うのです。そのうちいまの100分の1の施設で100倍の安全性を持ち、100倍の威力がある新エネルギーが開発されるでしょう。時代とはそういうものです。
余談ですが、地球温暖化で北極・南極の氷が溶けて海面が上がり、多大な被害が発生するなんて言われていますが、これもその時には氷が溶けない装置も開発されるでしょう。いまでももしかしたらあるんじゃないですか?
ある学者は二酸化炭素もドンドン出せばいいと言っています。近い将来、出た二酸化炭素をアミノ酸と酸素に変える装置が開発されると言う事です。私もそう思います。だからエコなんて必要ないんです。
話がそれましたが、現代人に長期のしかも期限の見えない節電生活(今の暮らしから何段階か落とした生活レベル)が耐えられるかという事を一度考えたほうがいいです。これが一年というなら話は別です。「いつ来るかわからない地震に備えて」というから話は厄介なのです。
今すぐにでも原発環境強化に着手すれば、何とか間に合うのではないのでしょうか?なぜって?東電の福島原発はタカをくくって適当にやっていたから あーなった訳で、それをふまえて心新たに着手するのですから、充分耐えうるものが出来るでしょう。
私は原発(改)賛成派です。
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