2010/07/13

ドント議員



柔道の谷亮子さんがなんと比例代表でトップ当選しました!

多くの良識ある人は「一体何が出来るのだろう?」と思われたことでしょう、当然です。確かに柔道では輝かしい成績を修めましたが、こと政治の事になるとたぶん素人レベルでしょう。

でも心配ないのです。何も出来ないことは小沢氏もはなから充分承知で、*ドント式である比例代表制は何しろ人気・注目・好感度のある人に出てもらって票を集めてくれさえすればいいのです。それで党が潤うのです。

言い換えれば「人寄せパンダ」ならぬ「票寄せパンダ」でしょう。(パンダほど可愛くはないですが…)

だからそれ以外小沢氏は何も求めていないと思います。仕事も何もしてくれなくていいのではないでしょうか?票さえ集めてくれればあとは宣伝塔でいてくれればいい訳で、その広告代は国民の税金からまかなえばいい…たまらないですね。。ヽ(`⌒´)ノ出来れば小沢氏のボディーガードをやってもらいたいと思っている程度でしょうか?

どう説得されて出馬する気になったかは判りませんが、オリンピックでの最後の試合を見れば、内容よりも名誉を求め始めていたこともわかりますし、今度は安易な政治での名誉を取りに行ったものと思います。事実取ってしまったのですから見事なものですが。

いくらドント式といってもトップ当選ということは相当数の直接票が入っている訳ですから、日本国民も知れているということになります。政治についての知識0のひとでも平気で出馬させてしまう、「国民なぞコピラーばかり」を充分承知の小沢氏の手腕のなせる技です。谷選手よりも技は切れる!

なにしろマスコミが「次は麻生氏だ!」「鳩山氏がいい!」「民主はダメだ、自民がいい!」「消費税アップを口にするとは何事だ!」と報道すれば国民はこぞって「そうだそうだ!」と言うのですから笑えます。思うつボイノリオさんです。

「選挙には絶対行かなければいけない、それが国民の義務だ!」「国民の声を反映させよう!」「一票の重みとは?」って使命感もろ出しで騒いでいる結果が、「谷亮子トップ当選!!」ですか…トホホの極みです。

ただ、民主党が惨敗(と言ってもいい?)結果に終わって、菅氏や枝野氏に責任問題を追求していますが、本来一番責任を取らなければいけないのは小沢氏じゃないのでしょうか?これだけ人気低迷した原因は何なんでしょう?誰にあるのでしょう?なのにその小沢氏自身が党を批判しているし…。よくわかりませんね。

*ドント式「ザ・選挙大辞典」

書いていくと長くなりますのでこちらをご覧ください。本当は池上彰さんの解説のものがあれば一番わかりやすいのですが、その中でも割りと分かりやすいものをリンクしました。

この方式だと、なにしろ票を大量に集められるタレントをドンドン出馬させる意味が分かります。

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