米軍普天間飛行場移設問題に関し、政府は名護市辺野古周辺に建設することに(決まったのではなく)決めたようですね。
私は今でも以前書いた記事「米軍基地の移転先」がいいと思っています。もちろん不具合も多々あるでしょうがこれぐらいの大胆な発想をしてもいいでしょう。
そして滑走路などは作らずにニミッツ級の空母を二隻(何隻必要かは不確か)横付けします。戦闘機が空母から離着陸出来るのならわざわざ滑走路など作らずともこれで充分です。しかも移動出来ますからより便利かもしれません。
いま日本に攻撃を仕掛けてくる国は?と冷静に考えてみると、北朝鮮あるいは中国…中国は昔ならいざ知らず、これほど経済的にも発展しアメリカと肩を並べるぐらいになったのですから、わざわざ日本と戦争をする必要もありません。バブルがはじけて今後どうなるかはわかりませんが、いまは中国は日本など相手にしていないのではないでしょうか?
と考えると残るは北朝鮮のみ。なのに今までのような規模のアメリカ軍の援護が必要なのでしょうか?もっと縮小してもいいと思うのです。日本が狙われれば当然韓国も味方してくれて、韓国内にあるアメリカ軍が動いてくれるだろうし、日米安保に関係なく世界のリーダーになりたいアメリカは本土からも応援を出してくれると思います。
そこら中から狙われているというなら位置的に都合のいい沖縄辺りが最適かもしれませんが、現実的にはそうではないのですからあえて竹島に基地を構えたほうが抑止効果はあがると思います。
あるいはアジア協定でも結んで、アジアの何カ国かで「台湾」の一部をお借りして合同アメリカ軍基地を作るというのも考えましたが、難しいのでしょうね (;^_^A
ただひとつ気になるのが、テレビ「Mr.サンデー」でやっていた「沖縄の一部の若者は基地への就職を望んでいる」らしいのです。給料も普通なら23万円に比べ29万円と割高だし、親も本人が望むならいいのではと言っていました。もう彼ら自体に既に戦争の意識が薄れているのか、現実的な考え方になっているのか…みたいです。
最後にこれは他の番組「池上彰の学べるニュース」で普天間基地を上空から映している映像を流していました。そこには基地の周りにびっしりと民家が建っていて、学校や病院などの主要施設もあり、当然これを観させられれば「そりゃ危ないわぁ」「なぜこんな住宅街の真ん中に作ったんだ、許せん!」と思ったのですが、実は基地を作ってからその周りに人が住み着くようになったらしいのです。基地の周りは道路も整備され、経済的にも潤い住みやすいからです。
これを聞いて私はちょっと考え込んでしまいました。先程の「基地への就職」を望んでいるという現実的な事実も踏まえると、あまり関係ない我々の立場であまり考えもせず反対していてもあまり意味が無いのかも知れません。徳之島は違いますが、沖縄の意見は実際には半々のようですし、政府がある程度強硬な決定をすることで結構決着がついてしまいそうです。
人は勝手で、基地と暴力団の事務所と原発は同じように自分の近くに無ければいいと多くは思っていますよね、私も思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿