2010/03/14
朝鮮学校の授業料無償化
高校の授業料無償化が進められている。民主党も言ってしまったからにはやらざるを得ないでしょう。
彼らもまさか勝つとは思っていない時に考えた、国民受けするわかりやすいセールスポイントで、しかもマニフェストに書いてしまったから今更引っ込められません。
安売り特典のようなものでポリシーが無いため、今問題とされている「朝鮮学校への対応」に右往左往しています。それは朝鮮学校の授業料も無償化対象にするか否かです。
大阪では橋本知事が、もし国が対象に含むとしても府内で独自に対処するということを言っていますが、その独自の動きは今のところいいか悪いかは判断しかねるものの、国民の目ばかりを気にしている国のあやふやな態度よりはよほど芯(心)の通ったポリシーを持つ考えに思います。
私の個人的な意見としては、現時点では「無償化対象から外すべき」だと考えます。
もし「対象に含めるべきだ」という意見があったとしても、それは「同じ日本に住んでいるんだからかわいそう」とか「子供達には関係ない」という、諸問題をあまり考えていない感情だけから来る意見で、言わば偽善的な要素が大きいものでしょう。
しかしやはりあの「拉致問題」が解決どころか何も進展していない現状では、国はブレない態度で対応するべきでしょう。
私の家の近くにも朝鮮学校がありますし、昔部落といわれた所には今も在日の方が多く住んでおられるようです。ネットなどでいろいろ叩かれている騒動も被害もありません。だからなのか、あまり詳しく過去の事について勉強してないからかも知れませんが、私は在日の方に関してはあまり偏見というものはありません。
しかし北朝鮮という国の仕業は日本に対して拉致・偽札はもとより、敵国として見ている訳ですから警戒と注意で見ていなければいけませんが、それは仕方のないことです。
ここで勘違いしやすいので改めて書いておきます。「対象に含めるべきだ」という考えの方は今一度冷静に読んでください。
朝鮮学校を無償化対象から外すということは、奪う事ではありません!
今までと何ら変わらない対応をしていくというだけです。ましてや負担を増やす訳でもありません。マイナスではなくあくまでも0ゼロです。
もし、差が開きすぎて不公平感を覚えるなら、母国から援助してもらえばいいのです。簡単な事です。
そもそも私は「日本の高校の授業料無料化」には反対です。義務教育でない限りは有償でも仕方ないでしょう。高校生でもほとんどが携帯電話を保有しているのに、授業料は無料って何だか訳分かりません。そんなに日本は裕福なんですか?
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