2008/07/26

「プリンタ」ではなく「プリンター」



08.07.26の記事で

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マイクロソフトは25日、外来語カタカナ用語末尾の長音表記について、ルールを移行することを公表した。
具体的には「ブラウザ」「プリンタ」といった、英語由来のカタカナ用語において省略されていた長音を表記し、「ブラウザー」「プリンター」といった表記になる。
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とのことです。
外来語カタカナ用語末尾の長音処理に関して、工業規格であるJIS規格では原則的に、「3音以上の場合には語尾に長音符号を付けず、2音以下の場合には語尾に長音符号を付ける」とされていて、パソコン/インターネットの専門書などで「コンピュータ」「ブラウザ」といった表記が多いのはこのためらしいのです。

どれで、マイクロソフトも今まではそれに準じて来た訳ですが、今後はより自然な発音に近い表記を採用するらしく、英語由来のカタカナ用語において、元語の表記末尾が「-er」「-or」「-ar」などで終わる場合に長音表記を付けることを推奨するようです。

『新表記の主なものは「アダプター」「インストーラー」「エクスプローラー」「スキャナー」「ドライバー」「バッファー」「パラメーター」「フォルダー」「ブラウザー」「プリンター」など。その他、すべての変更予定対象用語数は約300強となる。』そうです。

でも「アダプタ」「スキャナ」「フォルダ」「ブラウザ」はもう自然に使えるようになって来ているし、いまさらそんなこと言われたって、困っちゃいますよね。言葉は短くする傾向にある昨今、ルールとはいえ、また戻すようなことはひょいひょいやられると、ついて行けないと同時に混乱を招きます。「スキャナー一台」とか「アダプター一個」ってとき紛らわしくなくてよかったのなぁ。。

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