2010/09/23
仲秋の名月?
きのうは「仲秋の名月」でした。
久しぶりに来た友人とたまたま見てしまったのですが、それはキレイな月でした。いつものとはやや小さめに見えましたが、時間によって違うのでしょう。
で、そもそも「仲秋の名月」とは何ぞや?ということで調べてみました。
十五夜の月は「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」とも呼ばれ]。加えて、中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされる。また、俳諧では葉月十四日、十六日のことを特に「待宵(まつよい)」「十六夜(いざよい)」と称して、名月の前後の月を愛でるが、日本の関東以西では、この時期、晴天に恵まれる確率は低い。 (wikipediaより)
wikipediaの文章をそのまま載せましたが、言い換えると「中秋の名月」のことを「十五夜の月」という訳です。♪うさぎうさぎ何観て跳ねる、十五夜お月さん観て跳ねる〜のお月さんですね。
ところで、私は今まで「仲秋の名月」だとばかり思っていたのですが、wikipediaには「中秋の名月」と記載されています。しかもこんな記述もあります。
十五夜(仲秋)
日本には、十五夜の月を鑑賞する習慣は中国から伝わった。旧暦8月(グレゴリオ暦(新暦)では9月頃)は、北半球では太陽と月の角度が観月に最も良い時節(明るい)である。 (wikipediaより)
だったらやはり「仲秋の名月」ではないのだろうか?とさらに疑問は深まるばかりです。それで続いて調べてみたら…
「中秋」か、「仲秋」か?
「中秋の名月」か「仲秋の名月」か?。この二つの書き方はよく混同されているようですが、「中秋」と「仲秋」それぞれにちゃんと意味があります。ではどっちがいいのか?。諸橋轍次著『大漢和辞典』を見てみましょう。以下、引用します
【中秋】 (1)秋を三分したなかの秋。仲秋。 (2)秋のまんなか。陰暦八月十五日。
【仲秋】 秋三箇月の中の月。即ち陰暦八月。中商。なかのあき。八月十五日を指す中秋は、これとは別の語。
と、とても明快に説明がされています。
つまり、お月見の日(旧8月15日)に見える月の場合は「中秋の名月」と書くほうがいいわけですね。 (お月見の話/管理者わからず)
というのがあり、疑問解消です^^ それにしても昔から「月の白さ」は何か神秘的で好きだなぁ〜。
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