2009/06/30

もらい過ぎでは?



今日、国家公務員に夏のボーナスが出たそうです。
--------------------
国家公務員に30日、夏のボーナスが支給された。管理職を除く一般行政職(平均35.2歳)の平均支給額は昨年夏に比べ約5万5900円(8.9%)減の約57万3500円。景気悪化を受けて4年ぶりの減額となった。(産経新聞)
--------------------
8.9%減なのに、約57万3500円!? しかも4年ぶりの減額?なんじゃそりゃー。世間は就職難、リストラ、ローンが払えない、それらが原因で自殺まで起きているのに。

今年のことはわかりませんが、ちょっと調べてみました。
--------------------
データは平成19年及び18年度版です。
公務員 国家公務員   平均年収:662.7万円
    地方公務員   平均年収:728.8万円
    独立行政法人  平均年収:732.6万円

民間  上場企業平均  平均年収:589.3万円
    民間平均    平均年収:434.9万円
--------------------
これは平成19年および18年度のデータですので、今年はもっと差が出るのではないでしょうか?民間は8.9%どころではないでしょう。ヘタをするとこの不景気で今年の夏のボーナスは0といったところもあるかも知れません。(私はかつて毎年0という友人が勤めていた会社を知っている…怖)

この際「独立行政法人」はどうでもいいとして、問題は国家公務員よりも収入の多い地方公務員です。
上場企業でさえも589.3万円であるのに比べ、潰れる心配もない、5時になれば終わり(実はそうではなく5時に帰るために、その前から準備をする時間もある)、残業もない、外での仕事があれば必ずふたり以上で、しかも一日仕事。
我々のような民間や自営業なんか、特に最近はいつ潰れるかヒヤヒヤしながら仕事しています。ヘタをするとこの不景気で今年の夏のボーナスが無いといったところもあるのではないでしょうか?それなのに「たった8.9%減しかも4年ぶりの減額」って…。

「我々の税金で食ってる」とは言いませんが、地方公務員の何が優秀なのでしょうか?なんの理由でそんな高給がもらえるのでしょうか?せめて民間平均と同じレベルにしてもいいと思うのですが。
もちろん残業もし、市民のためにがんばって働いておられる方もいるかもしれませんが、それにしても確実にそれ以上に働いている民間と比べると、明らかに「もらい過ぎ」です。大阪の12%カットでも少ないぐらいです。

0 件のコメント: