2009/07/29

画期的?マイクロSDソフト登場



7/29付の記事で、音楽のネット配信の普及によりCDの売り上げが落ち込む音楽業界に「画期的な音楽ソフトが売り出される」とありました。

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マイクロSDは記憶媒体のSDカードの1種で、厚さ1ミリ、面積が小指のツメ程度という超小型サイズ。今回、エイベックス・マーケティングが発売するマイクロSDは、NTTドコモやau、ソフトバンクの「ワンセグ録画機能」を搭載した携帯機種に対応する。携帯電話に挿入することで、音楽や映像を楽しむことができる。
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とのことです。

この記事には更に「新しいメディアとして注目を集めそうだ」とあります。
確かに注目は浴びて、そのアーティストのファンなら最初の1、2枚は物珍しくて買うでしょうが、これから流行って行くものとは思えません。

逆に「何をいまさら」と思ってしまいます。

・多くの人が使っている携帯電話でさえも、ネットでデータを購入したり、CDからmp3などに変換して何十曲もを同時に携帯出来るのに、わずか5曲+PV。しかも値段が1980円!
・聴きたいアーティストが複数いた場合、ポケットにSDを何枚もジャラジャラさせないといけないのでしょうか?
・ビデオは見られない携帯でも、YouTubeを利用すればほとんどのPVビデオは見られる。
・メーカーは失敗した時の損失を最小限にするための、もうホコリが被っているような古いデータの使い回し。この「m-flo」なんて10年前にリリースされた「the tripod e.p.」という楽曲ですよ。これでバカを見るのはコピラー(複写機と呼ばれる、自分では何も考えずにメーカーの思うツボ君の連中:マンガン命名)だけ。そして急にこのやり方をやめても、謝りもしないユーザー無視の王国体制。

1000曲以上の楽曲とビデオをしかも簡単に入れられて、気軽に持ち運べるiPhone・iPodユーザーから見ると、まさに「何をいまさら」です。
そうでない人でもコピラーでない限りは、明らかにわかりきった事だと思いますが。

まさにいまの機能充実した携帯に、さらに電子辞書を入れるようなものだというのが第一印象でした。
「現代用語の基礎知識」と「イミダス」は一緒になっているものの、「ジャポニカ」はまた別のSDに入れ替えて使用する、しかもこのデータが古いとあっては、いやはや何とも…といった感じです。

この開発元の「エイベックス」って、CDにコピーガードをつけたり、これもそうだけど「音楽業界のSONY」になろうとしているのでしょうか。(他のぶら下がりメーカーと違って、そのためにいろいろと努力をしているのはわかるのですが)

※手で持っているのが「m-flo」のマイクロSDメモリーカード。後方のCDと同じ曲が収録されている(写真:産経新聞)
昔なら「おーースゴイ!」と言っていたでしょうが…

2009/07/25

撮影テクニック

このHPに「near me」のコーナーを作り、日常の一コマを掲載していこうと決意してまもなく、それを知っていたかのようにテレビでいい情報を提供してくれました。

それは10分ぐらいの短い番組ですが「まに=Do!(まにあ道)」といいます。



そこで教えてくれた事は、ひとつ目は「いい基本構図」についてです。
いい写真を撮るには「構図」が命です。そこでデジカメのファインダーあるいは液晶モニターを覗いて、そこを9分割します。そしてその交点に重要なポイントが来るように構えます。(画像参照)
すると、まとまりつつ素敵な写真が撮れるようです。これは縦でも横でも同じです。

 

ふたつ目は三脚がなくても「手ブレしない方法」です。
最近はカメラ自体に「手ブレ防止機能」が付いているものが多くありますが、そうではない時に次の方法が有効です。
・これは参照画像はありませんが、カメラにネックストラップを付けて首からぶら下げている場合、そのままの状態でストラップがピンと張るまで手を伸ばして撮影すると、張っている分安定して綺麗な写真が撮れるそうです。
・撮影したいものが花壇だったりペットだったりした場合、たまたま三脚を持っていない時(こういう場合のほうが多い)、傘の先のキャップをはずし、そのネジが三脚の穴にぴったり合うらしく、そこにカメラを取り付けて三脚代わりにして撮影するというものです。(画像参照)
でもそんなに都合良く傘を持っている事も少ないしな…。参照画像の女性のパンツが見えそうで見えなかったのは残念でした。。

そもそも撮影テクニックのまるでない私が、画素数の低いiPhoneで撮影するため大した写真は撮れませんが、よかったら見てください。

2009/07/24

戦争つながりで「ゲリラ」



最近雨がよく降るせいか、新聞やニュースで「ゲリラ豪雨」という言葉をよく見聞きします。
この「ゲリラ豪雨」ですが、昔は聞かなかった言葉で、最近徐々にマスコミで定着して来たようです。

「ゲリラ豪雨」とは…
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1960年代までは気象災害による死者、負傷者の最大の原因は台風であった。しかし伊勢湾台風の後に災害対策基本法が制定され、防災のためのインフラストラクチャーが整ってくると事前予測が可能な台風の被害は減少していった。その一方で、梅雨前線などに伴う集中豪雨の被害が相対的に目立ってくるようになった。そして従来の気象台による粗い観測網では予測困難な集中豪雨に対し、ゲリラ豪雨の俗称が与えられるようになった。

★ゲリラの語には突然発生すること、予測困難であること、局地的であること、同時多発することがあることなどのニュアンスが含まれている。 (wikipedia)
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とのことです。

前の記事でもそうですが、私個人としては「ゲリラ」には「戦争・テロ・破壊」の意味が匂って来て「ゲリラ豪雨」という言い方はあまり好きではありません。
画像のゲリラは、かなり好きです (#^_^#)

批判ばかりしていては民主党か!と言われかねないので、考えてみました。

12豪雨/わんつうごうう…普通1、2とくれば3だと思うところを、
              予測不可能な5が来るところから
ヒロミ豪雨/ひろみごうう…原宿のゲリラライブで注意を受けた
              郷ひろみにあやかって
サプレイン/さぷれいん …サプライズ(驚く)とレイン(雨)合成語
 前に「鳩」をつけると鎌倉名物になるという優れもの
SKR/えすけいあーる  …ショッキングレイン(shocking rain)の略

って、くだらねえぇぇぇ。

2009/07/23

戦争と対決



衆議院が解散した。野球のオールスター戦が始まる。夏休みには必ずと言っていいほど名作「火垂るの墓」が放映され、誰もが涙する。

日本の新聞やテレビは、選挙や野球に「戦争」という言葉をよく使う。
選挙では「自民党と民主党の全面戦争」とか、野球では「日韓野球戦争」とかの見出しが並ぶ。今度の選挙でも、もしかしたらこの言葉を頻繁に見聞きするかもしれない。

しかし、私としては「まだそんなこと言ってんのか、いい加減にしとけよ」と言いたい。口では「世界平和、戦争反対」とか言っておきながら、軽々しく「戦争」という言葉を使う。子供がゲームの「スト2」や「バーチャファイター」で熱くなって、倒す事を「やったー死んだぁ!」と言って大喜びしているのと何ら変わりはない。

「戦争」とは、愚かで決して繰り返してはいけない行為で、国家的犯罪なんだ。多くの罪もない人々が死に、泣き叫び、破壊される恐ろしい行為。それをたかが烏合の衆の議員の選別に、ガムを噛みながら出来る唯一のスポーツ野球なんぞに使うんじゃない。使うなら「対決」だろう。

「戦争」という言葉は「戦って争う」ことで、なんの安らぎもない。恐ろしくて怖い「恐怖」と同じだ。

マスコミよ、君たちの言う「戦争反対」とは一体なんなんだ。

2009/07/22

いよいよ皆既日食



いよいよ今日「皆既日食」ですが、前の記事で午前9時頃と書きましたが、午前10時30分頃からでいいようです。

でもあいにく雨ですね。山口では大災害が出るほどの大雨。いずれこの地方にも来るようですが、今日は肉眼で観るのはあきらめて、世界のライブカメラを駆使して観るしかなさそうです、残念。

でも考えてみれば、今まででしたらあきらめるかニュースで観るしかなかったですが、それがライブで観られるとはいい時代です^^

追記:結局曇っていて肉眼では観られませんでした。。なのでネットとテレビで観ましたが、ちょっと感動。

2009/07/20

闘神ブルースリー



本日7/20は「ブルースリー」の36回目の命日。1973年7月20日没(享年32)

もうブルース・リー(李小龍/リー・シャオルン)に関しては説明する必要もないと思います。数々の伝説により一部では「神」にまで崇められた存在になっています。あれだけの存在感と衝撃を多くの成年男子に与えたのですから、当然と言えば当然です。

ただし、神も人間ですから短所はあります。その数少ない?短所のひとつに「短気」があります。「自分の道」がある人は得てして人とぶつかることがあり、そんなところをピックアップして報道されるので、特にそう見えてしまうのかも知れません。

その中でも、私が聞いた話では
「燃えよドラゴン」の名シーンの宿敵オハラと対決するシーンで、オハラが突き出した割れた瓶の先がリーに当たってしまい怪我をします。ここで撮影ストップ。治療も終わりいざ再開したのですが、「瓶を脚で払い落として、腹にキック!」という殺陣で、腹の痛くないようカバーしている部分を、わざとはずして蹴っているようです。映画では蹴られたオハラがすぐ起ち上がって反撃しようとしますが、実際にはすぐには起ち上がれず、撮影を一時ストップにしたようです。これらは本編を観ればなんとなくわかります。ゴッド・リーも人間が出来ていません^^

私の座右の銘としている「Don't think. Just feel. 考えるな感じろ」もブルース・リーの「燃えよドラゴン」のワンシーンで弟子に諭す名言からです。(画像参照)

★彼の最後の作品(実際には未完成)となった1978年「死亡遊戯/Game of Death」の「Game of Death」の頭文字を取るとGOD(神)になります。

2009/07/19

皆既日食を観ましょう

 

来る7月22日(水)は46年ぶりの「皆既日食」が観られます。

そもそも「皆既日食」とは、太陽と月が重なるだけのことなのですが、画像のようなものを実際に自分の目で見ると、ちょっと感動してしまいます。私も過去に一度観た記憶があったのですが、46年ぶりが本当ならあの時の記憶は「皆既日食」ではなく、「金環食」だったかも知れません。

昔だったからか、いまのように規制が厳しくなく、平気で下敷きで観ていました。確か教科書や「科学」という雑誌でもそんな見方が紹介されていたように思います。
でもいまは責任逃れなのか過保護なのか、下敷きで観るのも注意しています。そこでこんなチープなグラスが200円〜400円もする値段で売られていて、しかも売り切れ続出だそうです。たった6分間なんだからキッチリめがねの形になってなくてもいいと思うし、こんなもん自分で作れよ。親はレンズの部分を何で作るのがいいか、子供に調べさせて作れば2倍勉強になるのに、買い与えちゃうんでしょうね。何のための夏休みだか…

話を戻しますが、「皆既日食」を調べてみました。
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月の地球周回軌道および地球の公転軌道は楕円であるため、地上から見た太陽と月の視直径は常に変化する。月の視直径が太陽より大きく、太陽の全体が隠される場合を皆既日食(total eclipse)という。逆の場合は月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見え、これを金環日食(または金環食)(annular eclipse)と言う。  (wikipedia)
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今年が46年ぶり、次回は26年後だそうですから、ぜひ観てみましょう。
出来れば肉眼(もちろん眼の保護をして)で観たいですが、どうしても無理な場合は
「LIVE!ECLIPSE 2009」午前9時からライブ中継が観られます。
iPhone でも観られるそうです。

こちらもどうぞ→地球エコ2009

2009/07/18

久々の拾得物



昨日、大型電化店の駐車場でなんのケースにも入っていない裸の「運転免許証」を拾いました。(画像はもちろん見本です。それにしても「埼玉花子」てぇ )

現金なら*ネコババしただろうし(うそうそ^^)、若い女性のだったらその後のことも期待したのですが、50過ぎたオッサンのでしたので、迷わず近くの派出所に届けました。

しかし、その派出所には誰もおらず、「ただいまパトロールに出ています。ご用の方は000番に電話してください」と書いてありましたので電話すると、いろいろ言われたうえ、「こちらに持って来てくれないか」と言われ、こちらも(オッサンのだし:こだわっている…)面倒くさいし、ここに置いていくと伝えたところ、「そちらに行くから待っていてくれ」と言うのです。

いつ頃来られるか聞いたら、「一軒寄らないといけないから、そのあと行きます」と、のたまった。驚きつつも「すぐ帰りたいし、待てない」と言うと、やや困っている様子。その無言の時間にもイライラが増幅して黙っていられなくなり、今度はこちらから「では机の引き出しに入れておきます」と免許証の人の名前と入れた場所を言って終わらせようとしたら、「そちらの名前と住所と電話番号は?」とこきゃがった。その時点で自分の意志とは関係無しに腹が起って来たので「何でそんなこと言わなきゃいかんの?(オッサンだし:残念でしょうがない…)連絡も礼も必要ないからここに置いて行きまーす」と言って出てきました。

ったく、何なんだろうな?正直に拾得物をわざわざ届けたのに、面倒くさいだけだった。しかもオッサンのだし…
警察ってずいぶんのんびりしてますね。スピード違反で罰金がとれる時はかなりシビアなのに…。こういうことで怒れてポイってしちゃう人もいるぞ!(-_-#)

でもあーいうところにはたぶんカメラとか置いてありそうだったから、振る舞いはちゃんとして出てきました。

*ネコババ…当たり前のように使うこの言葉。調べてみました。
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ネコババ - ねこばば (猫糞) 〔猫が糞に泥をかけて隠すことからという〕悪事をごまかして知らない顔をすること。 特に、拾った物をひそかに自分の物にしてしまうこと。 (はてなキーワード)
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やっぱりなって感じでしたが、犬はそうするだろうけど、猫もするんだ…と後からまたもや「?」が発生しました。これは調べるよりも、猫を飼っている友人に聞いてみよう。

銘酒



昨日、福島の実家にお中元を贈りました。

もともと福島は酒処で、夜になると必ず飲んでいます。だからそんなところに負けない酒をと思い、蓬莱泉の空(くう)を選びました。
でもこの「空」は年に3度しか入荷がなく、そんな噂も聞いていたので事前に確かめ、3月に予約した物です。しかも1本だけなら予約OKということでしたので、早速注文しました。

それがやっとおととい7/16に入荷したとの連絡を受け昨日発送でき、長期に渡る「お中元として贈りたい計画」が完墜出来て大満足しています。



さて、この「蓬莱泉 空」ですが、愛知県北設楽郡設楽町に蔵を構える「蓬莱泉/ほうらいせん」という創業150年の蔵元です。会社名は関谷醸造株式会社

私自身が全然酒が好きではなく、よく言う「付き合い程度」のレベルなので、この酒のおいしさはわかりません。というより、やはり幻の酒と言われるぐらいですから、実際に飲んだ事がありません。
だから自分の感想でそのおいしさを書けないところが弱いのですが、今回注文した酒屋さんも大絶賛でしたし、以前からも酒好きの人から話だけは聞いていましたので、かなり旨い酒のようです。店で飲むと一杯800円〜1000円ぐらいするとのことです\(◎o◎)/

なにしろ年に3度しか手に入れられないし、それも本数が限られていて確実にゲット出来るということもないようですので、酒好きにはプレミアム物なんでしょうね。
まあ、これだけ評判がいいのですから、その辺りの「作られた流行」ではなさそうで、酒好きに贈っても大丈夫かなと思い選びました。

送る際に1本ではなんだし、今までにあまりこういうことをしたことがなかったので、ここはちょっと奮発して同じような銘酒で「天/てん」というのがありましたので、これも事前に注文して、ラッピングする時に「左に天、右に空」と「天空/てんくう」にしてもらうよう酒屋さんに我がままを言いました。「空天/くうてん」ではなんか「からまわり」みたいで嫌でしたので。
「たぶん相手は気づかないであろう自分だけの密かな楽しみ」…なんてことをしてみました^^

「お中元・お歳暮」という慣習は、得てして仕事間の良く言えば「潤滑油」。普段顔を出さないところにも、このことによって多少なりともコミュニケーションがとれるということからメリットですが、悪く言えば「賄賂」でそれこそ良く出てくる「お代官様、良きにお計らいを…」ってやつになりかねません。どちらにしろ日本独特の慣習というか風情というか、捉え方はいろいろです。こぞって「無くす」方向に行くなら、それはそれで賛成です。

でも今回、長い人生で心から「贈りたい」と思った、そうあることではない自分に向けたミッションの「完墜」でした。それが次回も必ず来る!という「確変」であることを期待します…パチンコ好きならわかる楽屋落ちです (≧∇≦)

2009/07/17

あなたに言われたくない



7/17の記事で、『窪塚洋介、転落事故歌う「IKIRO」』というのがありました。

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俳優、窪塚洋介(30)がレゲエアーティスト、卍(まんじ)ラインとして、2004年6月の転落事故について歌うことが16日、分かった。8月5日発売のセカンドアルバム「VORTEC」の収録曲「IKIRO」。「とにかく生きろ、オレも生きてる」と歌う強烈なメッセージソングだ。サンケイスポーツの取材に「自分の魂の声を聞かせるには避けて通れない。これはオレにしか歌えない」と語った。(サンケイスポーツ)
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はー、あれは事故だったんだ。本当にそうなのかな?まあとにかく、綾瀬はるかの「ICHI」で一番と言っていいほどの存在感を持って演技していた名優だけに、死ななくてよかった。と思いつつ、なぜか徳光和夫アナが最近CMしているアステラス製薬の「コレステロールあまくみない!」とタクシー内でコレステロールを甘くみているサラリーマンふたりに喝を入れるというのが頭に浮かびました。※そのCMはこちら

「体験者が啓発・忠告する」という手法って今までにも数多く観ましたが、言ってる本人がそれが原因で倒れて危なかった訳で、「コレステロールを甘くみてたのはあんたじゃん!あなたが日頃不摂生して倒れたのに、何をその道のオーソリティみたいに言ってるの?と思ってしまいます。

例えば、地震の被災者が体験したことを基に忠告してくれるのはわかります。日頃から気をつけていても不意の災害はどうしようもありません。その中での反省点や改善点は実際味わった人でないと、細かいところまではわかりませんし、説得力があります。聴いて損はありません。
でも、徳光アナのような場合はどうでしょう?倒れて、身体のここがまだ不自由しているとか、入院するとこんなに金がかかる、迷惑がかかる等々…そういう体験談を話してくれて、その上で「私はこれからそうならないように注意します」というのならわかります。
しかし、普通にまじめに生活している人に「甘く見るんじゃない!」なんていうのは大きなお世話です。

それとは少し違うかも知れませんが、昔暴走族で無茶していたひとが、更生していまでは子供もいる温かい家庭を持っているという苦労話みたいなのをテレビで観ることがあります。VTRが終わって、必ず誰かの顔のアップ。涙を映しています。
こういうのにも私はまるで感動しません。まじめに暮らしていたひとが一番で、それこそそういうひとが褒められるはずで、悪で他人に迷惑をかけてきたけれど、更生して云々なんていうのはおかしな話です。確実にその悪のために迷惑を被り、今でも傷になっているひとたちがいるのですから。
悪の道から正の道になるより、正の道を貫き通すほうがスゴイのです、絶対。

昔こういうのと同じような場面で「登校拒否の子」を取材した番組があり、それを観て感動したことがあります。それは話の内容にではなく、Vが終わって案の定涙を映して、その泣いたひとが「いい話ですね、こういう育て方もありますよね」と言ったところ、北野武さんが「そうか?俺はみんなが嫌でも行っている学校という集団に、無理にでもこの子も行かせるべきだと思うけどなぁ」と、なあなあになりがちなお涙頂戴路線をもののみごとにぶった切ってくれました。

そんないろいろ考えずに、さらっと長いものには巻かれておけばいいという風潮が、あまりにも広がってきている気がして、「それでいいのか日本人!」と先行き心配しています。

2009/07/14

国民の生活が第一?



最近「麻生おろし」だとか「都議会議員選挙大敗」とか「解散総選挙」とか「東国原宮崎県知事云々」とか騒がしい。と言うよりも、うっとおしい。

そのひとつひとつを書いていくと、とんでもなく長文になるだろうから、この際ざっくり言わせていただきます。

「お前ら、いい加減に仕事しろよ!」

違う意味の「いい加減に仕事してる」としか思えない (-_-#)

これから麻生首相が解散宣言して選挙の日まで、またそのこと一色になる。それしか頭に無くなるんだな、彼らは。
民主党元代表の小沢一郎氏は代表を下がり引退でもするのかと思えば(する訳ないけど)、呆れた事に「選挙のために邁進する」と言っていました。そりゃ党内で役割分担はあるだろうけど、だったら党から給料出せよ。なんでそんなことに我々の税金が使われるのか。

自民党の影の番長の中曽根氏や森氏は元首相という肩書きを今でも引きずって、その威力で後ろで糸を引いてるし、小沢氏も同じだ。
そんな芸人でいう「師匠」に弟子や後輩が反抗出来る訳ないじゃん。まだまだ戦争体験者がうじゃうじゃいるんだから。ジジイの天下はまだ終わっていない。

もう、首相をやり終えた人は引退しなさい。

そもそも全員と言っていいほど仕事してないでしょ?このふたりも含め、小泉氏、阿部氏、福田氏…何もしてないでしょ?たぶん。

北野武さんが東国原宮崎県知事と会食した際「○○をなめるな!」と言ったのをニュースで観ていて、何て言ったっけなぁ?といろいろ記事を検索してみましたが、その中には「国民をなめるな」と言ったような事が書いてありました。
「???えーそうだったか?、国民ではなくマスコミの別のいい方じゃなかったっけか?」といまだに思っているのですが、私は正直国民なぞ悟られなければなめきってもいいと思います。国民なんて大したことないんですから。そのほとんどの人が考えているようで、実はどこかに書いてあった事、言っていた事のコピーなんですから。

それよりも怖いのがマスコミです。国民は彼らの報道する事を鵜呑みにします。そのほうが文化人っぽくなれるからです。
「次期首相は誰か?」というインタビューにもほとんどの人が「麻生さん」「麻生さんしかいない!」と言っていました。それも麻生氏の事など何もわかっていない時点でです。結局はテレビで言っていたから、というのが本音でしょう。

しかも今度は、「やっています」と言っていながら、切羽詰まると「そういう意味で言ったのではない」と口だけの舛添厚生労働大臣がいいと言い出す始末。それもテレビで前日に言っていたそのままです。
だから、こんな国民なんて真意さえバレなければどうにでもなるので、ただマスコミには気をつけろと師匠でない私でもそう言いたいです。

私は東国原宮崎県知事の真意は、伝えられている無いようではなく、「私のマニフェストを全部取り入れて、なおかつ次期総裁候補に含めるぐらいの決意で誘ってくれているのですか?」と問うていると思っていました。知事の弁明がまるでないまま、そうではないほうだったような感じで了承しているようなので、ちょっと意外でした。

民主党のこのポスターを見るたびに、ポスターに書かれているコピーが、そうではなく「国政より選挙が第一。」「我党の勝利が第一。」だと思ってしまいます。しかもこの顔だもの…お主も悪よのぉ (≧∇≦)

首相も国民が決めたら?とも思うけど、所詮マスコミの請け負いだからなぁ、だめだな。

2009/07/12

インターチェンジ効果



iPhoneのアプリケーションで「おてがる速聴」というのがあります。

このアプリは例えば英語の教材を高速で聴く事によって、より効果的に覚えることが出来るというものです。
もっと詳しく開発者側のコメントで言うと、「高速音声を集中して聴く事により脳の前頭前野頭を刺激し活性化させ、休眠状態だと言われている脳の97%を開発していくという効率的な学習方法」なんだそうです。

脳を高速モードで動かし、脳の回転を速める事によって高速モードに慣れた脳は、普通のスピードで起きる事がゆっくり感じられ、その結果として学習レベルが深まっていくそうです。

このメカニズムは「インターチェンジ効果」と呼ばれていて、ちょうど高速道路を降りた後の一般道での交通が、とてもゆっくり感じられるのと同じ効果になるらしいのです。
確かに高速道路を降りてすぐは一般道の車がやけに遅く見えて、メーターを見ると80km/hぐらい出てる時があります。時があるというよりはほとんど毎回そうです。高速を降りたすぐの所でスピード違反の取り締まりをやってたら、ほとんどの車が捕まるでしょう。
そういうことから言えば効果があるような気もしますが、次第に感覚が戻ってきて、他の車と同じように走るようになる事から、間(あいだ)を空けたらダメかもしれませんね。

まあ、全ては「繰り返し」と「継続」が大事で、昔「スーパーマリオブラザース」も最初「こんな難しいステージ行ける訳ないじゃん」とか言っていたのが、何回も挑戦する事によりクリア出来て、不思議なものでそれ以降は毎回スイスイ行けるようになるものです。

そんなことからも、ある程度効果がありそうなので続けてみようと思っています。
ただ、このアプリ自体の作りがいまいち不親切なので、バージョンアップでもしてくれないと、このまま続けていくには快適ではないのが欠点です。(決して続けていく事の自信無さの言い訳ではありません^^)

2009/07/11

ウォークマン30歳

 

あのSONY「ウォークマン」が発売から30周年を迎えたそうです。

発売当初はそれはすごい人気で、確かCMにサルを使ってたように記憶しています。
あの小ささはビックリでした。そしてヘッドホンで聴くかっこよさ。加えてそれを所有しているというステイタス。価格も決して安いものじゃなかったはずなので、使っている人を見るとそれはそれは羨ましかったです。

やがて世界的にも大人気になり価格もこなれてきて、音楽再生機と言えば「ウォークマン」が代名詞になりました。私は買えなくて、「もどき」をもらって喜んでいたら、1日もしないうちに壊れてしまいました。たぶん中国製だったんでしょう。。

結局買えないまま世の中は進歩していき、やっと「iPod」を手にした訳ですが、これがまた時代に合っているというか優れものです。「iPod」のことはともかく、ここに来てまた「ウォークマン」が脚光を浴びているようです。
新聞記事によると、「iPodのシェアまであと10ポイントに迫る勢い」だということです。すごいですね、さすがSONY!

ん?まてよ、これって本当か?この「BCN調べの折れ線グラフ」って正しい?自分の周りで新型ウォークマン使っている人見た事無いし、マスコミでも取り上げられてた事も無いのに…。毎日のようにネットも見ているけど、あんまり聞かないなぁ。最近になって「30周年」と知って、あー懐かしいと思ってしまったぐらいだから、普段話題になってないよなぁ。と思ってしまいました。
「脚光を浴びている」のではなく、「脚光を浴びさせようとしている」のでは?あるいは「脚光を浴びているようにさせようとしている」のかも。ややこしいわ!

しかも新型ウォークマンシリーズのひとつとして、記事の「Wシリーズ」が売りのようですが、私はこの写真とサイトのムービーを観て、「これって韓国製?」と思ってしまいました。なぜならデザインダサダサでしょう。大きさといい色といい。ムービーの、サラリーマンが付けて聴き入っているのを観て、余計にダサっと思いました。このガッカリ感がこの記事を書こうと思ったきっかけです。

「えーー天下のSONYがこれかよ。終わったな…。。」これが正直な感想です。決して重くはないようですが、あなたはこんなデカイの付けたいですか?ただでさえ、インナーホン全盛の今、不必要だと思わざるを得ないデカさ。しかもこれが左右両方にあるのですから信じられません。
バッテリーのため?もしそうだったら、バッテリーはポケットやバッグに入れてBluetooth(ブルートゥース)で飛ばせばいいじゃん!なんてことは今どきのひとならすぐ思いつきます。バッテリーをポケットやバッグに入れるぐらい、そんなに気になりませんって。



では容量のため?これは友人に見せてもらったのですが、この大きさでなんと16GBのメモリ(RUF2-PS16G-RD)です!わざわざこんなに小さくする事も無いのに、と心配すらしてしまいます。…でも今の技術では出来るんですね、素晴らしい。

こんなことを書くと「お前はSONYが嫌いだから故の偏見だ」と言われそうですが、そうではなく、私のラジカセはSONYですし、「EyeTrek」というドデカビジョンになるグラスもそうですし、2台めの携帯もそうでした。決して嫌いじゃありませんし、逆に「SONYなんだから、こうあってほしい」と思うほどです。

でも新型ウォークマン、相変わらず高いですね、49800円! SONY王国、我が道を行く!

※記事内に「中国製、韓国製は品質的に良くない」と思わせる内容が含まれていますが……紛れも無く事実です!しかし、それなりに安いのも事実です。日本は絶対もっと安く出来るはずなのに、作る側のプライドなのか買う側のプライドなのか、貧乏人の私にはわかりません。。

2009/07/09

募金



私はコンビニに行くたびにお釣りの小銭の一部を募金箱に入れてきます。
とは言っても最近は極貧生活を送っているので、ほとんど1円玉だけです。別に世のため人のためという深い意味はなく、ただ扱いに困る1円玉や5円玉をイヤイヤ持ち帰るのがイヤだから入れているだけなので、本当の意味での募金にはなっていないかも知れません。

コンビニ募金の行く先を案じる人もいます。ウソか本当か、貧乏店員がコッソリ抜いているという噂があります。でもまあ、どっちみち困っている人が助かるならいいので、深くは考えないようにしています。

それはともかく、昨夜の買い物が926円でした。お釣りが、1円玉の最大限の4円が戻ってきたのでそれを入れた時、店員さんが「ありがとうございます」と買い物とは別に言ってくれました。2度言われた訳です。たった4円ですがちょっといい気持ちになったのと、たった4円にお礼を言ってくれた店員さんの優しさに嬉しくなりました。



私は最近行ってませんが、よくパチンコ屋に通っていました。店内の床を見れば必ずと言っていいほど玉が数個落ちています。自分が落としてもあえて拾おうとは思いません。そんな玉が結構落ちていて、それを拾って貯めて両替したほうがよっぽど儲かるんじゃないかと思うほど落ちています。画像の店はきれいなほうで、私がよく行く店は、わざとか!と思うほどポロポロ玉が落ちるようになっています。

昨夜気持ちよくなって家に帰ったのですが、買ってきたばかりの夜食を食べながらふと思いました。
「パチンコの玉って1個4円だろ?今夜の募金はたった玉1個入れたに過ぎないじゃん。何となく1円玉全部入れた!って思ってたけど、たかが玉1個だった。」って。
落ちていても誰も拾わない「玉1個」です。この感覚でいられたら、もっと募金出来る気になります。逆に言うとパチンコってやつが、いかに無駄使いの根源なのかがわかります。

ま、これからも無理しない程度に続けていきたいと思います。あ、パチンコではなく募金を、です^^

2009/07/07

七夕(たなばた)



今日は七夕! 七夕というと杜の都仙台が有名ですが、なぜ「七夕」を「たなばた」と読むのでしょう?調べてみました。
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古くは、「七夕」を「棚機(たなばた)」や棚幡と表記した。これは、そもそも七夕とはお盆行事の一環でもあり、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから、7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったともいう。(wikipedia)
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なんだかわかったようなわからないような説明ですが、昔の語源は諸説あるので深く考えてもしょうがありません。ま、そういうことなんだと覚えておきましょう。

じゃあ、そもそもどんなお話だったけ?ということで、再び…
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織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めた。めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。
このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、年に1度、7月7日だけ天帝は会うことをゆるし、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができた。(wikipedia)
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ロミオとジュリエットのような、ふたりは愛し合っているのに、親の事情で引き裂かれた「悲劇のふたり」と言う訳ではなく、ぶっちゃけ愛欲に溺れて堕落した「アホなふたり」だったのですね (;^_^A

とにかく「七夕」は、織姫と彦星が1年に1度会う事を許された日という事で、何はともあれめでたい日ではあります。
しかし、1年に1度とはあまりにも可哀想なふたり。実際だったら、んーそうだなぁ、自分だったら1週間に1度でいいかな…。
いまの若い人たちは携帯のせいで1日に何度もメールをして確認し合うというからこっちのほうが可哀想かも知れません。

★織姫星(織女星)は「こと座の1等星ベガ」、夏彦星(彦星、牽牛星)は「わし座のアルタイル」です。

2009/07/01

3人乗り自転車



今日7/1から自転車の3人乗りが解禁になりました。
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幼児2人を乗せる自転車の「3人乗り」が1日、全国でほぼ一斉に解禁となった。警察庁の指示で、都道府県警が公安委員会規則を改正。安全性の基準を満たす新型の自転車が対象で、基準に適合した自転車の販売も始まった。(日経ネット)
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しかし、これには条件があって
3人乗りできるのは16歳以上が運転し、6歳未満の2人を幼児用座席に乗せるといったケースはOK。
乗せて危ないのは体重ではないのか、7歳でもガリガリだったらいいのでは?そもそも年齢で制限するやり方はお役所仕事。書類に書けないといけないので、こうしているだけ。理由は後付けに過ぎない。

しかも、安全基準を満たす自転車には自転車協会の「BAA」マークか製品安全協会の「SG」マークが張られる。3人も乗ればかなりの重量になるだろうから、耐久性が基準を満たさないとダメというのはわかります。しかし「安全を証明するマークのシールが貼ってあるものは安全で、貼ってないものは安全ではないかもしれない」ではなく、基準を満たしてないものは作ってはいけないことにすれば、こういう協会にシール発行代の多額の金を出す必要は無い。なんだかウサン臭い。

で、この自転車の価格がなんとビックリの5〜6万円。高いもので10万円を超えるものまであるという事です。
耐久性やら需要度やらで高いらしいのだが、こんなもの中国で「基準を満たすものを作らせて(ここ重要です テストに出ます)」輸入すれば、こんなになる訳はなく、「ここが儲けるチャンス!」とばかりにふっかけているとしか思えません。
しかも価格にはうといお役所ですから、いろいろ理由をつけられそういうものなんだと思わされれば、書類にハンコ押してしまいます。なんだかウサン臭い。

これにまた輪をかけてなんだかウサン臭いのは、各地方自治体では「高くて買えない」という声を受けて助成金を出す動きもあるということです。そもそも2人乗りでもダメだったものが3人乗りもOKになり、その上我々の税金で補填するって。メーカーは言い値で納め、不当に高い価格の差額を、市民が少しずつ出し合うのですか?何かおかしくないですか?自転車を売って儲けたければ、メーカーが安くすればいいのではないでしょうか?なんで我々が援助しなきゃいけないのでしょう?これまた時代劇でよくある悪代官と三河屋の料亭での密談が見えてきます。「少々お高くなってしまいましたが、いかがなものでしょう?」「そんなものは市民に払わせとけばいいがぁー、ガハハハ」「良きにお計らいを^^(袖の下)」



なにしろ、利用するひとは特別措置で便利になるのだから、自動車の「車庫証明」のように、適合自転車を持って家族構成を書いて、人数分の適合ヘルメットも見せて、「免許証」を持つようにしてください。
国は国でそれを規則として、免許書を持っていないものはきびしく処置するようにしてください。それから「ヘルメット」は乗る者全員絶対させてください。

もうひとつ、3人乗りがOKなら原付の2人乗りもOKにしてください。重量的には安全基準を満たしていると思います。